■『ワンダヴィジョン』7話で明らかになった黒幕の正体…
警告—この記事にはドラマ『ワンダヴィジョン』最新話のネタバレが含まれています。
回を重ねるごとに盛り上がりを見せているドラマ『ワンダヴィジョン』。
最新話である「7話:第4の壁を破って」ではこの物語の黒幕ともいえる存在が明らかになりました。
これまでドラマ『ワンダヴィジョン』の黒幕の存在に関しては様々な考察が繰り広げられていましたが、7話の終盤で登場したアグネスが、
「私は”アガサ・ハークネス”」
と自ら正体を告白!
今までのドラマ内で起きていた不思議な現象は全てアグネス(アガサ・ハークネス)の仕業であったことがわかりました。
もともとファンの考察でも最も有力であったこの黒幕の正体。
あまりにもストレートな展開に、「やっぱりそうきたか!!」と納得するファンもいる一方でこのアグネスですら、何者かに操られているのではないか?という「黒幕の黒幕説」も浮上しています。
実は5話で登場したアグネスの自宅は60年代のシットコムドラマ『奥様は魔女』に使用された家と全く同じもの。
この時点でアグネスが魔女であることが示唆されていました。
原作では、魔女としてワンダの師匠的な存在であるアガサ・ハークネス。
※原作キャラクターの設定はこちらで解説
ドラマ『ワンダヴィジョン』ではワンダの敵となってしまうのか?
そしてアグネス(アガサ・ハークネス)はワンダを利用して何をしようとしているのか?
■7話の原作再現シーン?
さらに今回の7話ラストには原作再現と思われるシーンがありました。
そのシーンは7話終盤でアグネスに預けたワンダの双子の子供がいなくなっているというシーン。
このシーンでワンダはアグネスに「子供たちはどこ?」と尋ねます。
このシーンは、原作コミック『アベンジャーズ:ディスアッセンブルド』でも描かれています。
コミックスでは、子供を失ったワンダが師匠であるアガサに子供の行方を問いかけます。
しかし、子供たちはすでにこの世から消滅しており、それをきっかけにワンダの精神は崩壊…
現実を改変し、ホークアイやヴィジョン、アントマンを殺害し、結果的に「アベンジャーズを解散」させてしまいます。
このコミックスは翻訳本も出ています。
ここから壮大なストーリーに発展していくのでおすすめの書籍です。
amazon:アベンジャーズ:ディスアセンブルド (MARVEL)
ドラマ『ワンダヴィジョン』では、アグネスが「地下室で遊んでいるだけでは?」と言いワンダは地下室を調べますが、子供たちは見つかりませんでした(7話の段階ではですが…)。
今後の展開は、原作同様にワンダの子供達がこの世から消えてしまい、ワンダが闇落ちすることになるのでしょうか?
そうなれば世界が大きく変わるほどの大規模な現実改変が起きる可能性も否定できません。
それとも原作とは違った展開になるのか非常に注目すべきポイントです。
原作では、ワンダの子供達はメフィストという悪魔の「魂のかけら」から生まれた存在でしたが、ドラマ『ワンダヴィジョン』には今のところメフィストは登場していません。
※メフィストについてはこちらで解説:
海外の考察では「メフィストはすでに登場している”ある人物”に化けているのでは?」という考察もあります。
現在、疑わしいのはエヴァン・ピーターズ演じる「ピエトロ・マキシモフ」、2話で登場した「ドッティ」、時々登場する怪しいキャラ「デニス」、そしてまだ名前しか登場していないアグネスの夫「ラルフ」です。
個人的には、ラルフがピエトロに化けており、正体はメフィストではないかとも思っています(メフィストが登場するのであればですが…)
また、ドッティの会話の中に悪魔という言葉があったり、過去のワンダヴィジョンのポスターには悪魔のようなデザインの壁紙や6という数字がない(6話悪魔の数字)など悪魔に関するキーワードは多くあります。
また最新話の7話終盤のアグネスの地下室にも悪魔の顔が石柱に描かれています。
やはり最終的にメフィストなる悪魔が登場するのでしょうか?
原作では暴走したワンダの力によって最終的にアガサは殺されてしまいます(のちに復活しますが…)
また双子の子供達の魂は転生し生まれ変わって、ワンダと再会することにもなります。
※この生まれ変わった子供達についてはこちらで解説:
果たしてドラマ『ワンダヴィジョン』は原作の設定をどこまで引き継いでくるのか?
残り2話でどのような結末を迎えるのか…
ドラマ『ワンダヴィジョン』は Disney +でストリーミング配信中です。
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