■マーク34:ステルスアルゴノートアーマーを解説
※注意:この記事にはアメリカンコミック「インビジブル アイアンマン エグゼキュート・プログラム」のネタバレが含まれていますのでご注意ください!
アメコミ版アイアンマンスーツ紹介企画 第34段
いよいよ全5回でお送りした「インビジブル アイアンマンエグゼキュート・プログラム」のお話もこれで終了です。
本日は本編に登場する「新型アイアンマン5体目」の紹介となります。
→良ければTwitterの方もフォローお願いします:MCU FAN LIFEのTwitterはこちら
1.アイアンマン マーク34:ステルスアルゴノートアーマー
2.マーク34の初登場は?
Iron Man Vol 4 #7(2006年6月) アイアンマン 第4期 7号
3.アイアンマン マーク34の別名は?
「ステルスアルゴノートアーマー」
4.アイアンマン マーク34の特徴
この「マーク34」はその名の通り「ステルス性能」に特化したアーマースーツです。
宇宙空間でも活動することができ衛星などの破壊活動用に製作されていたようです(本編では語られなかったが海外で出版された資料に記載あり)
トニーが以前開発したステルスアーマーは黒一色のものや有機的なデザインのものがありましたが、このアーマースーツは赤と金のアイアンマンベーシックカラーです。
※過去のステルスアーマーは下記記事を参照
5.「エグゼキュート・プログラム:最終話」ストーリー解説
(エグゼキュートプログラム 6話)
前回のあらすじ:ついに発見した「トニー操り犯のフード姿の男」!その正体は、トニーと一緒に最初のアイアンマンを開発した「ホー・インセン」の息子であった!そしてS.H.I.E.L.D.のスナイパーによってインセンの息子が射殺されたと同時に彼の死をトリガーとした『エグゼキュートプログラム』が発動する。
ホー・インセンの息子の死がキーとなり発動した最後のハッキングプログラム『エグゼキュート・プログラム』
このプログラムによりトニーが秘密裏に開発していた「プロジェクト・アルゴノート」の最新型アイアンマン5体が全てハッキングされてしまいます。
そして5体のアイアンマンは世界中に散らばり破壊活動を始めます。
S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアに呼び出されたトニーはニック・フューリーに自信が開発したアーマーの特徴を説明し、この大惨事を収束させるための計画を考えます。
ニック・フューリーたちに、
「ハルクバスターまでおるんかい!!」
と責められる中トニーは、
「全ての起きうる可能性の事態に備えるために計画したプロジェクトだ…」
的なMCUでもよく耳にするような理由を言いつつ….勝手に極秘に進めていたプロジェクトについては反省しませんw
その頃、世界各地で暴れる新型アイアンマンをヒーローたちは対処していました。
サウジアラビアのベリ油田ではサブタレニアンアルゴノートがファンタスティック4と戦闘を繰り広げていた。
ファンタスティック4は油田の労働者を助け、海に大量の油が流れるのを防いでいました。
しかし、労働者を守りながらでは攻撃に専念できないため苦戦を強いられてしまいます。
また、グアム近海の太平洋では「ネイモア・サブマリナー」がサブマリンアルゴノートに襲われていました。
水中では最強の強さを誇るネイモアを傷つけ、深海へと引きずり込むサブマリンアルゴノートでしたが、駆けつけたトニーのエクストリミスアーマーによって破壊されます。
トニーによって助けられたネイモアは、
「自分で対処できた…」
と強がっていましたが…..w
ネイモアを助けたトニーに再びニック・フューリーより通信が入ります。
今度は、モスクワの原子力発電所でバトルアルゴノートアーマーが暴れているとの内容でした。
バトルアルゴノートは「カーボンナノチューブ」と「アダマンチウム」で覆われた「強化セラミックの複合体」を使用しており非常に硬い装甲を有しており戦車や戦闘ヘリの攻撃にもビクともしていません。
そこでトニーは、まずファンタスティック4が戦っているサブタレニアンアルゴノートの元へ向かいます。
トニーは「バトルアルゴノートよりも硬いヴィヴラニウムを利用しているサブタレニアンアルゴノートをバトルアルゴノートにぶつけることで破壊しよう」と考えていました。
しかし、そこにステルスアルゴノートが現れトニーを攻撃します。
ステルスの不意打ちにダメージを受けるトニーでしたが、ヒューマントーチの力も借りてなんとかステルスアルゴノートを破壊します。
その後サブタレニアンアルゴノートを空中で解体し、その体の一部をバトルアルゴノートのいる原子力発電所まで持っていき、バトルアルゴノートにぶつけて破壊します。
なんとか5機中4機のアルゴノートアーマーを破壊したトニー。
そして残るは「ハルクバスターアルゴノート」のみとなります。
しかし、最大の脅威はこの「ハルクバスターアルゴノート」でした!
ニューヨークのタイムズスクエアで大暴れしているハルクバスターアルゴノートにニューアベンジャーズのメンバーが対処していますが、スパイダーマン、ルーク・ケイジが倒されウルヴァリンとキャプテン・アメリカも苦戦していました。
宇宙に追放したハルクの仕返しを恐れて製作したアーマー(おそらく..)とだけあってトニーの気合の入りようが違ったのでしょう..
おかげでニューヨークは大惨事…
ついにはウルヴァリン、キャプテン・アメリカもやられてしまい絶体絶命の状況になります。
トニーもハルクバスターに戦いを挑みますがエクストリミス経由でトニーと繋がっているハルクバスターはトニーの動きをすでに学習しているためトニーの攻撃はあたりません。
トニーは一方的にやられてしまいます…
トニーはハルクバスターを止めるためにはエクストリミス経由の接続を切断する必要があると判断します。
しかし、トニーの意識がある限りは接続は切断できないため、自らの心臓に10,000ボルトの電流を送ることで仮死状態となりハルクバスターを倒そうとします。
トニーの命がけの行動でなんとかハルクバスターは沈黙…….
その後に病院で蘇生するまで37分間トニーの心臓は止まっていましたが、エクストリミスの神経学的効果のおかげで命をつなぎとめることができました(エクストリミス万能すぎ….)
目が覚めたトニーは自身の発明が非常に大きな混乱を引き起こしたという事実に対する罪悪感に悩まされてしまいます。
病室で親友のサル・ケネディ博士から
「アーマースーツってのは拳銃みたいな物…今回引き金を引いたのはインセンの息子だ….引き金を引いた人間が悪いんだから落ち込むな」
的なことを言われますが..
それに対してトニーは、
「それなら俺たちスーパーヒーロー自体が拳銃みたいなもの……」
「拳銃を所持するためには登録が必要だよね」
的な考えを言い出します!!!(イヤイヤ!強引だよトニーさんwww)
こうして物語は「超人登録法」をめぐる『シビル・ウォー』のエピソードへと進んでいくのでした。
これで「エグゼキュートプログラム」のエピソードは終了です。
半ば強引にシビル・ウォーの気配を匂わせて終わるところが、個人的に無理やりすぎじゃね?って思いましたが、ストーリー自体はアイアンマンスーツもいっぱい出てきて面白いエピソードだったと思います。
よければ是非原書も読んでみてくださいね(翻訳版は出ていません..)
ちなみにこのすぐ後のエピソード(#13・14)はヴィレッジブックスより『アイアンマン:シビル・ウォー』として翻訳版が出ています。
Amazon:『アイアンマン:シビル・ウォー』 |
アイアンマン:シビル・ウォー (MARVEL)新品価格 ¥2,607〜 (2019/12/26 23:32時点) |
英語力が高校生レベルで止まっているため翻訳に間違いもあったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
6.アイアンマン マーク34の能力/機能/武器
「アイアンマン マーク34:ステルスアルゴノートアーマー」はトニーが作った5つの異なる最新型アイアンマンアーマーの1つ。
このアーマーたちはホーインセンの息子がSHILD軍によって射殺されたときに発動した「エグぜキュート・プログラム」を介してアクティブになるまで実際には使用さなかった。
マーク34はアクティブな迷彩とレーダー吸収スキンを備えておりほぼ完全に姿を消すことが可能です。
コミックスのエピソードではリパルサー以外の兵器は不明でしたが、胸部のデザインからユニ・ビームは使用可能と思われます。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
次回は「アイアンマンマーク35:ハイドロアーマー」の紹介です。
ツイッターではブログの最新情報やアメコミ、MCU映画の情報などつぶやいております。
良ければフォローお願いします:MCU FAN LIFEのTwitterはこちら
次回もお楽しみに。
※マーベルキャラクターについてもっと知りたい方はこちらのキャラクター図鑑もどうぞ
MCU FAN LIFEを運営しているTKです。毎日Twitterではアメコミ映画の小ネタや最新情報をつぶやいています。
コメント