
ヴェノムとスパイダーマンのコラボがついに実現か?
来年2020年の10月2日に公開予定(コロナ禍の影響で2021年に延期となりました)の映画『ヴェノム2』にトム・ホランド演じるMCU版のスパイダーマンが登場するための交渉を現在ソニー・ピクチャーズとディズニー側で行なっているとの情報が入った。
情報元は「Geek World Wide」よりフリーライターのダニエル・リッチマンによる情報であり、あくまで現時点では噂の段階である。
登場はカメオ出演とのことであり、実現すればポストクレジットシーンなどで登場が期待される。
そうなれば映画『ヴェノム2』はマーベル・シネマティック・ユニバースとヴェノムの世界がクロスオーバーする第一歩の記念すべき作品となる。
1.映画『ヴェノム2』はどのような作品になる??
『ヴェノム2』は来年公開ということもありすでに撮影も開始していると思われるが、主要な撮影は2020年初頭より開始すると噂されている。
現時点で詳細な情報やリークなどもほとんどなくストーリーは謎に包まれているのだ。
しかし、前作『ヴェノム1』のポストクレジットシーンでウディ・ハレルソン演じる謎のキャラクター(おそらくクレサス・キャサディ)が
「俺がここを出る時、流血(カーネイジ)が起きる」
と言っていたことから…
明らかにスーパーヴィラン「カーネイジ」の出現を匂わせていることから、おそらくメインヴィランは「カーネイジ」ではないかとの予想が有力となっている。
また007などで活躍した女優ナオミ・ハリスが「シュリーク」を演じるとも噂されている。
2.冷酷非道!「カーネイジ」の能力や強さは?
カーネイジは1991年に刊行された『ザ・アメイジング・スパイダーマン#361』にて初登場する(カーネイジとなる前のクレタス・キャサディは#341で初登場)

カーネイジの本名は「クレタス・キャサディ」
子供時代に祖母を殺すほどのサイコパス殺人鬼である。
キャサディは11人もの大量殺人を犯して刑務所に収容される。

この刑務所内でヴェノムである「エディ・ブロック」と同室となりヴェノムが刑務所を脱獄した際に落としたシンビオートの一部と結合しカーネイジとなった。
つまりカーネイジのシンビオートはヴェノムの一部から派生したいわば子供のようなものなのです。
「連続殺人鬼×シンビオート」という最悪・最恐の組み合わせで誕生したカーネイジは超強力なスーパーヴィランとなりスパイダーマンとヴェノムが共闘し戦うことになったのですが、その能力の高さに加え、子供を人質に取ったりと残酷な手口も利用するためかなりの苦戦をしいられます。


しかし、最終的にシンビオートの嫌う高周波の音を利用してキャサディの体からシンビオートを分離することに成功しました。

能力はヴェノムのシンビオートから誕生しているためスパイダーマンのような能力も兼ねそなえる(ヴェノムがスパイダーマンの能力を模範しているため)
体の様々な部位からシンビオートを自在に放つことができ、ヴェノムには無い能力としてシンビオートの細胞を刃物のような武器に変形させることができる(槍や斧など)
さらにスパイダーセンスのような感知能力も持っており、ヴェノム同様にスパイダーマン側からは感知することができない(スパイダーセンス無効化)能力を持っている。
また、キャサディ以外にも他の宿主に寄生したこともあり、「シルバー・サーファー」と結合し「ザ・カーネイジ・コズミック」となったこともある。

「カーネイジ・コズミック」
3.カーネイジの相棒?「シュリーク」の強さや能力は?
シュリークは1993年に刊行された『スパイダーマン アンリミテッド#1』で初登場しました。

シュリークの本名は「フランシス・ルイーズ・バーリソン」

シュリークはカーネイジ(クレタス・キャサディ)が収容されてきたレイブンクロフト刑務所に同じく収容されていました。

刑務所内でカーネイジと意気投合したシュリークは脱獄後にカーネイジと夫婦を装いながら、ニューヨークで大虐殺を引き起こします。
能力は「音波」をビームのように発射し攻撃する。
また音波の力で人間の感情を変化させることもできます(恐怖の感情を増大させ攻撃的にさせる)。

初登場時は腕から音波を出していたが、後に口(声?)から音波を出すようになる。
大型クロスオーバー『マキシマム・カーネイジ』では音波でニューヨーク市民を操りお互いに殺し合わせて数百人もの犠牲者を出した。
最終的にスパイダーマン、ヴェノム、キャプテン・アメリカなどのスーパーヒーローの活躍でカーネイジとともに再び刑務所に投獄された。
4.まとめ
ヴェノム2にスパイダーマン登場の情報はあくまでも噂段階であり、仮に事実であったとしても交渉が決裂する可能性も否定できない。
しかし、今年夏のソニーとディズニーとの間で起きたスパイダーマンMCU離脱騒動の後に『MCU』を手がけるディズニー傘下の「マーベル・スタジオ」と『スパイダーマン』の権限を保有する「米ソニー・ピクチャーズ」が今後もMCUで継続してスパイダーマンを活躍させるという交渉が合意に至ったという発表があった。
※詳しくは下記記事参照
さらにこの詳しい合意内容にはスパイダーマンは今後「ソニー・ピクチャーズ側の映画にも出演する」という内容が含まれていたとのことからある程度は可能性のある情報といえよう。
やはりヴェノムとスパイダーマンのコラボレーションは誰しもが期待する組み合わせであり、映画の興行収入的にも大きな影響を与える起爆剤になることは間違いない。
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