
ソニー映画『モービウス』予告編公開!
映画『ヴェノム』を展開するソニー・ピクチャーズはスパイダーマン系列のスピンオフ映画の一つ『モービウス』を2020年7月に全米公開する。
1.主人公マイケルが吸血鬼モービウスとなった理由が明らかとなった予告編
日本での予告編がついに解禁された映画『モービウス』。
主演のジャレッド・レト演じるマイケルが自身の奇病を治すために研究を行いその結果「吸血鬼のような能力」と「血を欲するの衝動」にかられてしまうといったストーリー。

予告編ではコウモリを使った研究実験の末にその能力を得ているように見えるが、スパイダーマンのように能力を得た途端にムキムキボディになり、感覚が鋭く周囲の様々なものを感知できるようになっている姿が描かれている。


また吸血鬼特有の血を欲する衝動にもかられているようだ。
2.スパイダーマンと繋がるストーリーか?
今回最も驚いたのは、予告編にスパイダーマンを示唆する映像が2つも入っていた事だ!
2-1:壁画のスパイダーマン
一つは予告編の中盤あたりのに登場する。
主人公のマイケルが街中を歩いている映像にスパイダーマンの壁画が写っている。

(c)SONY PICTURES/MARVEL
このスパイダーマンはMCUに登場するトム・ホランド演じるスパイダーマンのスーツではなくどうやらゲーム『マーベルズ スパイダーマン』に登場したサム・ライミ版のスパイダーマンの画像を反転したもののようなのだが…

これはモービウスの世界にMCUのスパイダーマンが存在すると言う事なのか?
はたまた、この世界にただゲームの『マーベルズ スパイダーマン』が存在しているだけなのか?
まさかのトビー・マグワイアのスパイダーマンの世界の話なのか?
しかし、スパイダーマンの壁画とともに書かれている文字は
「murderer:殺人者」

という言葉である。
映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』の最後でトム・ホランド演じるスパイダーマンの正体が全世界にばれ、さらにミステリオを殺したという誤報が報じられている。
このことからMCU世界であれば、スパイダーマンが「殺人者」と呼ばれていてもおかしくはない。
こんなことを書かれてしまうとこれはやっぱりMCUの世界とつながる物語なのかとつい想像してしまう。
現時点では真相は定かではないが、以前関係者からの話によると映画『モービウス』もヴェノムと同じようにMCUに近い世界での物語という事なので、もしかしたら別アース扱いとしてMCUと今後クロスオーバーするのかもしれません!
以前マーベルスタジオのケヴィン・ファイギ社長はトム・ホランドのスパイダーマンについて、
「彼はマルチ・ユニバースを行き来する唯一のスーパー・ヒーローでもあります」
と語っていたことからこの映画でこの言葉について一つの答えが出るのかもしれない。
↓上記発言に関する記事はこちら↓
2-2:マイケル・キートン演じるヴァルチャーの姿も!!
予告編映像の最後にはなんと!MCU映画『スパイダーマン ホームカミング』に登場したヴィラン「ヴァルチャー」を演じたマイケル・キートンが登場する。

彼は「善人には飽きただろう?なあ先生?」とマイケル(モービウス)に語りかける。
白衣を着ているようにも見えるこのマイケル・キートンが演じるキャラクターだが、MCUのヴァルチャー(エイドリアン・トゥームス)なのかと言われると定かではない。
映画『スパイダーマン ホームカミング』の最後にヴァルチャーは刑務所に収容されている。
また、彼の職業は「残骸処理会社の社長」であり白衣を着るような研究者ではなかった。
なので考えられる可能性としては、
1.MCUの世界のヴァルチャーがなんらかの方法でマルチバースを超えてこの世界にたどり着いた。
2.MCUとは別アースのエイドリアン・トゥームスである(こちらの世界でもヴァルチャーであるかは不明)
3.この世界自体がMCUの世界でMCUのヴァルチャー本人
4.そもそも全くの別キャラクター
ではないかと考える。
しかし、あえて予告編の最後に彼を登場させた意図はMCUとのクロスオーバーを示唆させるためではないかと考える。
もしかしたら既に「シニスター・シックス計画」も始動しているかもしれない(原作でモービウスはシニスター・シックス創設メンバーではありませんが…)
映画『モービウス』は2020年7月に全米公開予定。
日本公開はまだ2020年内ということしか明らかになっていないが非常に楽しみである。
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