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MCU最新作『エターナルズ』の俳優や原作設定などを解説

この記事は約16分で読めます。
(c)MARVEL
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1.MCUフェイズ4の新作映画『エターナルズ』キャラクター&俳優の発表

2021年11月5日に全米公開となっているマーベル シネマティック ユニバース フェイズ4の最新作『エターナルズ』の主要キャストとそれぞれのキャラクターコンセプトアートがDisneyの大型イベント「D23 Expo 2019」にて公開された。

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(1) エターナルズとは

エターナルズって何?」「エターナルズについて詳しく知りたい!

って方はこの記事を読めばそれなりに詳しくなれると思います。

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エターナルズ』とは宇宙の原初的存在であるセレスティアルズ(ガーディアンズ オブ ザ ギャラクシーの主人公:ピーター・クイルの父親もその一人)によって生み出された超人種族のことです。

同じ過程で生み出されたのが「ディヴィアンツ」という同じく超人種族で今回のメインヴィラン(悪役)もこのデヴィアンツと予想されています。

エターナルズの進化
デビアンツの進化

アメコミ版ではマーベルコミックスが刊行し1976年から1978年にかけての『ザ・エターナルズ』シリーズとして展開されました。

映画のストーリーはまだまだ謎が多いですが、人間が誕生する前の時代にまで遡りMCUの史上で最も古い時代の物語になるという『エターナルズ』。

アベンジャーズ」以前の最古のヒーローチームの活躍が楽しみです。

ファストス役のブライアン・タイリー・ヘンリーは「デヴィアンツを倒すために地球にエターナルズがやってくるというストーリー」と語っています。

今までのマーベル・シネマティック・ユニバースの映画とは全く違うものになり、マーベル・ユニバースの始まりを描く宇宙規模の物語になります。

 

(2) 映画『エターナルズ』の主要キャストとコンセプトアート

今回D23の舞台で発表されたキャストとコンセプトアートの写真がこちら

エターナルズ主要キャストとコンセプトアート

宇宙的なスーツを身にまとったキャラクターたちが一同に紹介された。

左からドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でロブ・スターク役を演じた「リチャード・マッデン」「クメイル・ナンジアニ」「ローデン・リドロフ」「ブライアン・タイリー・ヘンリー」「サルマ・ハエック」「リア・マクヒュー」「マ・ドンソク」「アンジェリーナ・ジョリー」「キット・ハリントン」総勢9名のキャストが登壇し10キャラクターのコンセプトアートが公開された。

コンセプトアート左から順に、各キャラクターについて大まかに説明します。

 

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2-1:イカリス(Ikaris)

演じるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でロブ・スターク役を演じた「リチャード・マッデン」。

原作コミックスのイカリスはセレスティアルズによって作られたエターナルズの戦士。

「イカリス」
(c)MARVEL

約2万年前に誕生し、「イケ・ハリス」と名乗り人間社会で生きます。

エターナルズの中でも際立って能力が高い。超人的な腕力や身体能力に加え不死 、超回復力 、飛行 、テレパシー 、バリアー、テレポーテーションなどのエターナルズの基礎能力に加えて「目から光線」を放つことが可能です。

映画版のイカリスの能力についてイカリスを演じるリチャード・マッデンは次のように語っています。

彼の力はかなりクールです。彼は本当に非常に強く、彼は目からレーザーを発射する能力を持っています。

トータルフィルムより

 

2-2:キンゴ(Kingo)

演じるのは、「クメイル・ナンジアニ」。

原作コミックスのキンゴはエターナルズの種族。

「キンゴ」
(c)MARVEL

16世紀頃に地球を訪れ、日本で生活し、その時に侍としての立ち振る舞いを学び、刀で戦うことを好むようになります。

基本的なエターナルズの能力(超人的パワー)を持っていますが、あえて侍のようなアーマーを身につけ二刀流の刀で戦う変わったキャラクター。

映画版のキンゴを演じるクメイル・ナンジアニは映画での彼の能力をこう語りました。

手からはビームを撃つことができます。もちろん、後からレーザービームを加えることもあるが私はそのような方法は取りませんでした。武道やダンスのクラスを受講して、彼が撮影するときの動きを考えました

トータルフィルムより

映画版のキンゴは原作とは違った戦い方をするようです。

 

2-3:マッカリ(Makkari)

演じるのは、「ローデン・リドロフ」。

原作では「マッカリ」は男ですが、映画『エターナルズ』では女性の「ローデン・リドロフ」が演じます。

原作のマッカリはエターナルズの首都「オリンピア」で生まれエターナルズの技術者の一人。

「マッカリ」
(c)MARVEL

マッカリは基本的なエターナルズの能力(飛行や怪力、不死など)以外に「高速で移動できる能力」を持っています。

そのスピードで円を描いて走り竜巻を起こしたり、水の上を走ったりもできます。

スピードをさらに極めようと努力したマッカリは極限の速度を手に入れるが、その代償としてエターナルズの基礎能力である飛行やエネルギー光線などの能力を失ってしまいます。

マッカリを演じるローレン・リドロフは映画版のマッカリの能力について次のように語っています。

彼女の最も明白な力はスピードですが、スピードを武器にする方法は素晴らしいので、彼女の本当の力は賢さです。

トータルフィルムより

映画版も原作同様に超高速の能力を持っているようです。

2-4:ファストス(Phastos)

演じるのは、「ブライアン・タイリー・ヘンリー」。

原作のファストスは「武器製作に精通する鍛治職人」。

「ファストス」
(c)MARVEL

戦いはあまり好まないが、戦えばエターナルズとしての戦闘能力は高い。

エターナルズの基礎能力に加え、ファストスは自ら開発したハンマーのような武器を利用します。

ハンマーからもコズミック・エネルギーを放出でき、まるでソーのような戦い方をする戦士です。

ファストスを演じるブライアン・タイリー・ヘンリーは映画版のファストスの能力を次のように語ります。

みんなは彼をテクノパスと呼びます。ファストスは彼の心とエネルギーを使って、彼の周りのテクノロジーから文字通り何でも組み立てることができます

トータルフィルムより

映画版のファストスも原作同様に錬金術のような能力を持っているようです。

ファストスが作った武器の一つが映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』に登場するテン・リングスではないかという予想もされています。

 

2-5:アジャク/エイジャック(Ajak)

演じるのは、「サルマ・ハエック」。

アジャク(エイジャック)はエターナルズでも際立って強い力を持つメンバーの一人。

マッカリ同様にこちらも原作では男性ですが、映画『エターナルズ』では女性の「サルマ・ハエック」が演じています。

「アジャク/エイジャック」
(c)MARVEL

エターナルズの基本的な能力とコズミック・エネルギーという宇宙規模の特殊能力を使用します。

アジャクを演じるサルマ・ハエック映画版のキャラクターについて次のように語りました。

もうひとつのインスピレーションは、彼女のスーパーパワーが「癒し」であること。それはまさに、母親の感覚です。

トータルフィルムより

映画版のアジャクはヒーリング能力を持っているようです。

また映画版ではエターナルズの中で唯一、彼らの創始者セレスティアルズと通信ができる能力を持っていると言われています。

2-6:スプライト(Sprite)

演じるのは、「リア・マクヒュー」。

エターナルズの一人。

原作では男の子だが、映画『エターナルズ』では可愛い子役の女の子「リア・マクヒュー」が演じます。

スプライトは奇術師でいたずら好きの性格。見た目の成長がなく外見は小学生高学年くらいの容姿です。

「スプライト」
(c)MARVEL

能力は基本的なエターナルズの能力に加え、ロキのように幻覚イリュージョンを使用します。

しかしその能力はロキの比ではなく姿を変えたり映像を見せるだけでなく現実の認識を変えたり人の記憶を操作したりも可能と強力です。

スプライトを 演じるリア・マックヒューは映画版のスプライトの能力を次のように語ります。

スプライトはイリュージョン(幻覚を起こすことができます。彼女の力は、エターナルでは、物語に非常に関係する多くのクリエイティブな方法で活用されています。

トータルフィルムより

スプライトも原作コミックの設定を反映しているようです。

 

2-7:ギルガメッシュ(Gilgamesh)

演じるのは、「マ・ドンソク(ドン・リー)」。

原作では「アベンジャーズ」のメンバーの一員になったこともあるギルガメッシュは「エターナルズ」の中でも特に強い力と耐久力を持っています。

「ギルガメッシュ」
ん?まるでウォーズマ…….
(c)MARVEL

ギルガメッシュは接近戦を得意とする戦い方を好む、エターナルズの基礎能力以外に特に目立った能力はないが、「ずば抜けた力と頑丈さ」が長所です。

ギルガメッシュを演じるマ・ドンソク映画版の能力を次のように語りました。

ギルガメッシュは不滅で、超人的な力を持ち、パワーはエターナルズの最強と見なされています。彼はヘビー級ボクサーのようなユニークなワンパンチノックアウト攻撃を持っています。

トータルフィルムより

どうやら映画版のギルガメッシュはエターナルズの中でも最強クラスのパワーを持っているようです。

原作のように力任せの脳筋キャラクターになるのかも知れません。

2-8:セナ(Thena)

演じるのは、今回MCUに参戦することで話題になった「アンジェリーナ・ジョリー

原作コミックスのセナは古代ギリシャのオリンピアで生まれる。映画『アベンジャーズ エンドゲーム』でアベンジャーズたちを苦しめたサノスとは従という設定を原作では持っています。

「セナ」
(c)MARVEL

エターナルズの基礎能力に加え、黄金の鎧に身を包み「特徴的な形状の槍」を使用して戦います。

セナを演じるアンジェリーナ・ジョリーは、彼女のキャラクターの能力についてこう語ります。

私は 『手に武器を呼び出すことができる』 パワーを与えられました。そのように戦う方法を見つけようとするために、私の訓練の多くは本当に楽しかったです。

トータルフィルムより

映画版のセナは何もない空間から武器を呼び出すようです。

予告トレーラーでも黄金の武器を呼び出している姿が描かれています。

2-9:セルシ(Sersi)

D23の舞台には登壇していないが映画『エターナルズ』には他にも複数のエターナルズが登場します。

その一人である「セルシ」。

セルシを演じるのは「ジェンマ・チャン

実は彼女、すでにMCU映画に出演しているのです。

彼女が演じていたのは映画『キャプテンマーベル』に登場する主人公キャロル・ダンバースが所属するクリーの戦闘部隊「スター・フォース」の戦闘員の一人「ミン・エルバ

キャプテンマーベルでは異星人役として特殊メイクを施していたので「エターナルズ」で違うキャラクターを演じても問題なし。

そんなジェンマ・チャン演じる「セルシ」はエターナルズの一人でセレスティアルズによって作られたエターナルズの第四世代メンバーです。

原作コミックスでは、オリンピアで生まれたセルシは人間に興味を持っていて、人間と一緒に暮らしたという思いを抱えて生きていました。

このオネーチャンがセルシ

そんな中で過去にタイムスリップしてきたキャプテン・アメリカと出会ったり、実はソーと一緒に共闘していたなんて過去も語られました。

能力はエターナルズの基本的な能力に加え相手の心を読んだり心で会話したりすることのできるいわゆる「テレパシー」能力を持っています。

催眠術も可能で意識レベルの低い相手などを意のままに操ることもできます。

また「物質変換能力」はエターナルズの中でも最高クラスの力があります。

映画版のセルシについて演じるジェンマ・チャンは彼女の能力を次のように語ります。

セルシは物質を操作することができます。したがって、無生物-おそらく-物質や物体、彼女はそれらを他のものに変換することができます。これは非常に便利です。それは良いことです。」

トータルフィルムより

映画版のセルシは物質変換能力をメインとして扱うようです。

監督のクロエ・ジャオは今作の映画『エターナルズ』に主人公は存在しないが、あえて主人公をあげるとしたらこのセルシであると語っています。

彼女の能力が映画のキーポイントになるのかもしれません。

2-10:ドルイグ(Druig)

演じるのはバリー・コーガン

原作コミックスのドルイグもエターナルズの一人です。

ドルイグもセルシと同じく2万年前に誕生した第四世代のエターナルズになります。

冷酷で力に対する欲求が強いため、たびたび他のエターナルズたちと衝突し、別名「ドルイグ・オブ・ナイトメア」と呼ばれていました。

しかし、野心の強さとは裏腹にいざというときは頼りになりデヴィアンツやセレスティアルズとの戦いの時はエターナルズの勝利のために全力を尽くしました。

能力は基本的なエターナルズの能力に加えてテレパシーによる他者の精神操作敵の弱点の感知目や手から炎を発することができます。

映画版のドルイグについて演じているバリー・コーガンはこのように語っています。

ドルイグは見つめるだけで相手を意のままに操ることができる。

トータルフィルムより

映画版のドルイグも原作に近い能力のようですね。

2-11:ブラックナイト/デーン・ウィットマン

演じるのは、こちらも「ゲーム・オブ・スローンズ」の俳優「キット・ハリントン

ブラックナイト(デーン・ウィットマン)は黒の鎧と呪われた劔「エボニーブレイド」で戦うキャラクター。

原作のブラックナイトはエターナルズではありません。

種族は人間です。

「ブラックナイト」
(c)MARVEL

ブラックナイトが操る「エボニーブレイド」は人間を切ることはできないが、どんなに硬いものでもあらゆる物質を切ることが可能です。

しかし、「エボニーブレイド」には不純な動機で利用すると精神を崩壊させられる呪いがかけられています。

そのため、使用者は「高潔な精神の持ち主」である必要なのです。

もともとはマーベルスタジオ単体映画として『ブラックナイト』の製作をアナウンスしていたが、今回映画『エターナルズ』で初登場することになりそうです。

今後、単体映画として『ブラックナイト』が公開されることも十分に期待できます。

2.エターナルズをより詳しく知るおすすめコミックス

2021年10月28日にビレッジブックスよりファン待望のエターナルズ翻訳アメコミが発売されます。

1970年代に発売されたジャック・カービーによる「エターナルズ」シリーズを2000年代にニール・ゲイマンとジョン・ロミータJr.が大胆に再構築(リブート)した傑作コミックスです。

エターナルズの栄光から失墜への物語をミステリーのように作り上げており、エターナルズ、デヴィアンツ、セレスティアルズの世界に新たな世界を構築しました。

ペンシラーであるロミータJr.が得意とする彫刻像のような構図から描かれるセレスティアルズなどは圧倒的な存在感を示します。

物語の中核となるセレスティアルズの存在も描かれます。

映画には登場しないエターナルズのキャラクターなども登場し、もしかしたら今後のエターナルズの続編などの予習にもなるかもしれません。

映画のモチーフともなっておりエターナルズの世界観を知るにはうってつけの一冊です。

ニール・ゲイマン原作!ジャック・カービーが遺したMARVEL創世神話にゲイマンが挑む話題作がついに邦訳!

百万年前、太古の地球を訪れた天空族セレスティアルズは一群の猿人を捕らえ、遺伝子操作を行った。その結果、誕生したのが神の如き力を備える超人類エターナルズと、彼らの影と言うべき変異種デヴィアンツである。敵対を運命づけられた両者は、以後、長きにわたって人類史に足跡を刻んできた…神と悪魔として。そして今、100万年に及ぶ両者の対立の歴史に大いなる楔が打ち込まれる。眠れる神の目覚めと共に。”キング・オブ・コミックス”ジャック・カービーが創造した創世神話にニール・ゲイマンが新たな一頁を書き加える注目作、ついに邦訳。

3.まとめ

(c)MARVEL

エターナルズは本当に宇宙規模のパワーを持った強力な種族なので原作の設定のままMCU映画に登場するとパワーバランスをさらに崩壊させてしまう恐れすらあります。

そのためコミックスの設定よりも若干は弱体化されるのではないかと予想します。

現時点で映画『エターナルズ』の情報はまだまだ十分ではないが、今までにない広大な宇宙がテーマの全く新しいヒーロー映画としてどのような作品に仕上がってくるのか楽しみです。

公開は2021年11月5日に米国・日本公開予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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