■「8話」時点でわかったことまとめ
MCUドラマ『ワンダヴィジョン』も残すところあと1話となりました!
動画配信サービスDisney+で2021年1月15日から配信が開始されると、毎話毎話さまざまな「謎や伏線」を残しながら進んでいく展開に多くの方が今後の展開を考察しながら楽しむことができました。
それもいよいよ3月5日配信予定の最終話で最後となります。
今回は8話放送時点で解決した謎や伏線をキャラクター別に整理しながら、「まだ残されている謎」についても考えてみようと思います。
1:ワンダ・マキシモフについて
8話でワンダがどのようにしてこのシットコムの世界を作り出したのかがわかりました。
8話でわかったことをふまえてワンダの生い立ちをまとめると…
・紛争が絶えない国「ソコヴィア」で生まれる。
・幼少期は大好きな「シットコムドラマ」のDVDを見て育つ。
・ある晩にシットコムドラマを家族で見ていたところ家の近くで爆弾が爆発し、両親を失う。
・自身もピエトロと二人で2日間瓦礫の下敷きに…この時、目の前に落ちたスタークインダストリー製のミサイルを無意識にワンダが「確率操作の魔法」で不発弾にしていたことが判明。
・両親を失い…世界を変えたいと思ったワンダとピエトロはヒドラの人体実験に志願。
・ヒドラの実験でマインドストーンが埋め込まれた杖(セプター)に触れ、眠っていた魔女の力が増幅される?(マインドストーンが影響して魔力が増幅したとアガサは語っている)
・ウルトロンとの戦いで双子の兄であるピエトロを亡くし暴走…周囲のウルトロン軍団を殲滅しウルトロンからコアをえぐりだし倒す。
・その後はラゴス事件やシビル・ウォーを経験し、ヴィジョンの優しさに触れ恋仲に。
・サノスが地球襲来時にマインドストーンを破壊するため自らの手でヴィジョンを殺害するも、サノスによって時間を戻され、目の前で再びサノスにヴィジョンを殺害される。
・過去のサノスが再び地球にやってくると怒りに任せてサノスに対し圧倒的なパワーを見せつける。
・映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』後、ヴィジョンの遺体がS.W.O.R.D.で解体・分析されていることを知ったワンダはヴィジョンを取り戻すためS.W.O.R.D.本部に単身乗り込む。
・S.W.O.R.D.長官のヘイワードはあえてワンダをヴィジョンの遺体に面会させる(知覚兵器としてヴィジョンを利用したいヘイワードはワンダの力でヴィジョンが復活することを期待していた?)
・ヴィジョンの遺体に触れたワンダは「あなたを感じない」と呟き、ヴィジョンを奪わずにS.W.O.R.D.の施設を後にする。
・生前のヴィジョンがワンダと二人で暮らすために買っておいた「ウエストビューの土地」を訪れたワンダは悲しみから感情が暴走する。
・ワンダはウエストビューの町をシットコムの世界に変化させ、ヴィジョンを無から作り出した。
・ワンダヴィジョンの世界がシットコムドラマ仕立てなのはワンダが幼少期から50年代〜現在までのシットコムドラマDVDを見続けており、それが家族の思い出でもあり辛いことを忘れることができるツールでもあったから。
・アガサはこの力を「カオスマジック(混沌の魔術)」、ワンダのことを「スカーレット・ウィッチ」と呼ぶ。
今回の8話でワンダの生い立ちとヘックス内の世界が生まれた理由がわかりました。
全てはワンダの感情の暴走から魔力が溢れ、ウエストビューの町を丸ごとシットコムの世界に変えていたのです。
また、この際にヴィジョンもワンダが作り出したということが判明しました。
おそらくビリーとトミーもヴィジョンと同じように、この「カオスマジック」の力で無から生み出された存在だと思われます。
このことから7話でヴィジョンがヘックスから出ようとして体が崩れた理由も判明しました(ワンダによってヘックスの中で作られたヴィジョンはこの中でしか生きられない存在だから)。
またワンダの力が「マインドストーン」によって得た力ではなく、もともと持っていた魔女の力であることも判明。
おそらくマインドストーンは「ワンダの眠っている力を引き出し増大させるきっかけ」になっただけだと思われます。
だとしたら、ピエトロのスーパーパワーも元々持っていた能力だったのでしょうか?
ワンダのこの魔女の力はどこから受け継いだものなのかはまだわかっていません。
もしかしたら原作同様に、ワンダの本当の両親は別に存在するのかもしれませんね。
この辺は9話で語られる可能性もあります。
ワンダが「マインドストーンの光を浴びたときに見た女性」の正体も気になります。
※この光の中の女性に関してはこちらの記事で考察しています。
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2:ヴィジョンについて
8話の時点でヴィジョンについてわかったことをまとめると
・ヴィジョンは映画『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』でサノスにマインドストーンを奪われ死亡。
・その後、遺体は知覚兵器として利用するためにS.W.O.R.D.の施設内で分解と分析と組み替えを繰り返し行われていた。
・ドラマ『ワンダヴィジョン』の劇中でワンダと生活しているヴィジョンはワンダが「カオスマジック」の力で生み出した偽物のヴィジョン(そのため過去の記憶がない)。
・本物のヴィジョンはずっとS.W.O.R.D.の施設で知覚兵器として利用するため起動実験を続けられていた。
・ドラマ『ワンダヴィジョン』の5話でヘックス内に送り込んだ「80年代の無人ドローン」についていたワンダのエネルギーを利用してヴィジョンは知覚兵器(白い姿のヴィジョン)として復活した。
8話のエンドクレジット後に登場した白いヴィジョン(以後ホワイトヴィジョンとします)は、S.W.O.R.D.の長官ヘイワードの「白目作戦」によって復活させられた知覚兵器である可能性が高いです。
原作でも一度分解され記憶を完全に失った真っ白なヴィジョンが登場しますが、おそらくこのホワイトヴィジョンは原作のオマージュであると思われます。
ヘイワード長官はワンダを始末しようと考えていましたので最終回ではこのホワイトヴィジョンとワンダファミリーの戦いになる可能性があります。
そこにアガサ・ハークネスがどのように介入してくるのかも見所ですね。
またヘックス内で誕生したヴィジョンがこの物語の結末でどのようになってしまうのか…
その点も非常に気になります。
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3:ピエトロについて
ピエトロ(エヴァン・ピーターズ版)について8話時点で明らかになったことをまとめると
・アガサの発言が嘘でなければこのピエトロはウエストビューの住民をアガサが見た目を変化させ送り込んだ偽物のピエトロであったことが判明。
・しかし、なぜX-MEN版のピエトロの姿をしているのかは明らかになってはいない(単なるファンサービスなのか?それともアガサはX-MENの世界線のピエトロを知っているのか?)
・少なくともマルチバースではなかった可能性がある。
・7話のラストでワンダを捜索していたモニカに対し「また詮索か?」と言っているところからアガサの部下として敵になる可能性もある。
正直マルチバースの設定がミスリードだったのはガッカリしましたが、まだアガサの言っていることが本当かどうかもわからないので、ワンチャンこのピエトロがX-MENの世界から呼び出されて操られているという設定に期待したいですw。
しかし、このドラマ『ワンダヴィジョン』は映画『ドクター・ストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』につながる物語とケヴィン社長自ら公言しているのでマルチバースに関係する何かのキーワードは必ず出てくると思います。
この辺は最終話に期待しましょう。
4:トミーとビリーについて
トミーとビリーに関して8話時点でわかっていることをまとめると
・トミーとビリーもおそらくヴィジョンと同じようにワンダが「カオスマジック」の力で作り出したものと思われる。
・もしかするとアガサ・ハークネスがピエトロと同じように街の住民を変化させているという可能性も0ではないが…
・7話では能力に目覚めて原作のウィッカンとスピードのようなスーパーパワーを手にしている。
・8話のラストでアガサ・ハークネスに囚われていたことが判明。
トミーとビリーもワンダがこのヘックスの中で作り出した人間であるのであれば、ヘックスの消滅とともに消えてしまう可能性があります。
原作ではヤングアベンジャーズの主要メンバーであることからMCU版ヤングアベンジャーズが実現するとなれば、原作同様にウィッカン、スピードとして転生するような展開もあるかもしれませんね。
この双子が最終回でどのような結末を迎えるのかも注目したいです。
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5:アグネス(アガサ・ハークネス)について
8話時点でのアガサ・ハークネスについてまとめてみると…
・1693年のマサチューセッツ州セイラムで母親を含む同胞の魔女たちに「掟を破った裏切り者」として刑に処されていた。
・この際「力の制御方法を教えて」と言っていたことからアガサもワンダと同じように膨大な魔力をコントロールできていなかったと思われる。
・この処刑?の際に母親や同胞を殺害(故意ではないと思われる)
・現在の年齢は不明…もし1963年の時点で20代くらいだとすると300歳以上??
・ワンダの魔力を知ったアガサはその秘密を知るためワンダのヘックスの世界に侵入し、隣人アグネスとしてワンダの周りの人間を操っていた。
アグネスの正体が魔女アガサ・ハークネスであることはわかりましたが、彼女の目的は具体的にはわかっていません。
しかし、ワンダがこのヘックスを作り出した方法を知りたがっており、全てワンダの力でこのヘックスやヴィジョンが形成されたことを知るとこの力を「カオスマジック」であると断言します。
またワンダのことを「スカーレット・ウィッチ」とも呼んでいます。
アガサたち魔女に伝わる「カオスマジック」という魔法と「スカーレット・ウィッチ」という魔女の名称はどのようなことを意味するのか?
そしてアガサの真の目的は何なのか?
アガサの目的は、ワンダの力(カオスマジック)を取り込んでさらに強大な魔女になりたいのか?、もしくはワンダの現実改変能力を利用して何か叶えたい目的があるのか?、それとも原作同様にワンダに力の制御方法を教えにきているだけなのか?
この辺りも最終回で明らかになるとは思います。
ついに明日で最終回となるドラマ『ワンダヴィジョン』。
監督のマット・シャックマンはインタビューで最終回の結末を「みんなが納得する結末になるとは限らない」と言っていますが、果たしてそれがハッピーエンドとなるのかバッドエンドとなるのかは不明です。
また、映画『ドクター・ストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』にどのようにつながっていくのかも気になりますよね。
やはりヴィジョン役のポール・ベタニーがいうサプライズゲストはドクター・ストレンジなのでしょうか?
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