映画『ヴェノム』を展開するソニー・ピクチャーズはスパイダーマン系列のスピンオフ映画の一つ『モービウス』を2020年7月に全米公開します。
(修正:コロナウイルスの影響で公開日は延期され2022年1月28日となりました)。
1:主人公マイケルが吸血鬼モービウスとなった理由が明らかに!
日本での予告編がついに解禁された映画『モービウス』。
主演のジャレッド・レト演じるマイケルが自身の奇病を治すために研究を行いその結果「吸血鬼のような能力」と「血を欲するの衝動」にかられてしまうといったストーリーのようです。
予告編ではコウモリを使った研究実験の末にその能力を得ているように見えますが、スパイダーマンのように能力を得た途端にムキムキボディになり、感覚が鋭く周囲の様々なものを感知できるようになっている姿が描かれています。
そして、吸血鬼特有の血を欲する衝動にもかられているようです。
2:スパイダーマンと繋がるストーリーか?
今回最も驚いたのは、予告編にスパイダーマンを示唆する映像が2つも入っていた事です。
■壁画のスパイダーマン
一つは予告編の中盤あたりのに登場するシーン。
主人公のマイケルが街中を歩いている映像に「スパイダーマンの壁画」が写っています。
このスパイダーマンはMCUに登場するトム・ホランド演じるスパイダーマンのスーツではなくどうやらゲーム『マーベルズ スパイダーマン』に登場したサム・ライミ版のスパイダーマンの画像を反転したものであることがわかりました。
これはモービウスの世界にMCUのスパイダーマンが存在すると言う事なのか?
はたまた、この世界にただゲームの『マーベルズ スパイダーマン』が存在しているだけなのか?
まさかのトビー・マグワイアのスパイダーマンの世界の話なのか?
しかし、スパイダーマンの壁画とともに書かれている文字は
「murderer:殺人者」
という言葉。
殺人者と言われれば思いつくのが、映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』の最後でトム・ホランド演じるスパイダーマンの正体が全世界にばれ、さらに“ミステリオを殺しの罪”を着せられて指名手配になったというあの結末。
もしMCU世界であれば、スパイダーマンが「殺人者」と呼ばれていてもおかしくはないのですがここはSPUMCのユニバース…
こんなことを書かれてしまうとこれはやっぱりMCUの世界とつながる物語なのかとつい想像してしまいます。
現時点では真相は定かではありませんが、以前関係者からの話によると映画『モービウス』もヴェノムと同じようにMCUに近い世界での物語という事なので、もしかしたら別アース扱いとしてMCUと今後クロスオーバーするのかもしれません!
以前マーベルスタジオのケヴィン・ファイギ社長はトム・ホランドのスパイダーマンについて、
「彼はマルチ・ユニバースを行き来する唯一のスーパー・ヒーローでもあります」
と語っていたことからこの映画でこの言葉について一つの答えが出るのかもしれません。
↓上記発言に関する記事はこちら↓
■マイケル・キートン演じるヴァルチャーの姿…
予告編映像の最後にはなんと!MCU映画『スパイダーマン ホームカミング』に登場したヴィラン「ヴァルチャー」を演じたマイケル・キートンが登場しました。
彼は「善人には飽きただろう?なあ先生?」とマイケル(モービウス)に語りかけます。
白衣を着ているようにも見えるこのマイケル・キートンが演じるキャラクターだが、MCUのヴァルチャー(エイドリアン・トゥームス)なのかと言われると定かではありません。
ちなみに映画『スパイダーマン ホームカミング』の最後にヴァルチャーは刑務所に収容されています。
また、彼の職業は「残骸処理会社の社長」であり白衣を着るような研究者ではありませんでした。
考えられる可能性としては、
1.MCUの世界のヴァルチャーがなんらかの方法でマルチバースを超えてこの世界にたどり着いた(囚人服?)。
2.MCUとは別アースのエイドリアン・トゥームスである(こちらの世界でもヴァルチャーであるかは不明)
3.このシーンはMCUの世界でMCUのヴァルチャー本人
4.そもそも全くの別キャラクター
などが思いつきます。
あえて予告編の最後に彼を登場させた意図はMCUとのクロスオーバーを示唆させるためではないかとついつい考えちゃいます。
もしかしたら既に「シニスター・シックス計画」も始動しているかもしれない(原作でモービウスはシニスター・シックス創設メンバーではありませんが…)
映画『モービウス』は2020年7月に全米公開予定。
(修正:2021年1月28日に延期になりました)。
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