ファルコンとは【アメコミ原作設定・解説】
原作ではキャプテン・アメリカの相棒として数々の戦いを共にしてきたファルコン。
マーベル・シネマティック・ユニバースでもキャプテンの相棒として、そしてドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』ではキャプテンの盾を引き継ぐ物語が描かれます。
映画とは少し違った原作のファルコンの解説をしていきます。
【初登場】
Captain America #117(1969年9月)
ファルコンが初登場したのは1969年9月に刊行された「キャプテンアメリカ:117巻」です。
キャプテン同様にマーベルにおいて最古参のキャラクターの一人。
【本名】
本名:サミュエル(サム)・トーマス・ウィルソン
【ステータス】
- 耐久性:2
- エネルギー:1
- ファイティングスキル:4
- 知能:2
- 速度:3
- 力:2
- ※MAX 7 での評価(米marvel公式より)
【能力】
ファルコンはその特徴的な翼による飛行能力と鳥と意志を通わせるスーパーパワーを駆使してヴィランと戦う。
・戦闘能力
サム・ウィルソンは熟練した白兵戦の戦闘員であり、体操選手としての柔軟な体を持っている。
また、キャプテンアメリカことスティーブ・ロジャースによって柔道と空手で訓練された。
・ハヤブサ(レッドウィング)や鳥とのシンクロ
ファルコンには「レッドウイング」という相棒のハヤブサがいる。
ファルコンはコズミックキューブの力でこのレッドウイングや他の鳥と精神的リンクができるようになった。
ファルコンはこの体験を後に思い出し「融合は地獄のように痛かった。レッドウイングとは精神的に融合している。彼の目を通して見ることができる」と語っている。
レッドウイングの視界をシンクロし見ることが可能であり、他の鳥も操ることができる。
MCUのレッドウィングは鳥ではなく「飛行ドローン」に設定が変更されている。
・ユニフォーム
最初期のファルコンのユニフォームは手作り。
その後ファルコンのユニフォームはスチール合金メッシュで裏打ちされた合成ストレッチ素材で作られた。
さらに後にブラックパンサーよりヴィブラニウム製のコスチュームが提供される。
・飛行能力
初期のファルコンは空は飛ばずにロープをターザンのように利用して移動していました。
のちにワカンダ王国を訪れた際にブラックパンサーにより翼を作ってもらいそれ以降から飛行ができるようになりました。
ファルコンの「初期のファルコンウイングハーネス」は軽量のチタンで作られ、取り外しが可能なジェット式グライダーウイングを備えている。
ファルコンの翼は太陽光を電気に変換し、彼のユニフォームの小型高速電動タービンに電力を供給する薄いソーラーパネルパワーレセプターで覆われている。
2004年のストーリーで初期の飛行ハーネスが破壊された後は、ブラックパンサーによって新しい衣装と翼を授かった。
最新のスーツに搭載されたヴィブラニウム製の飛行ハーネスは最大50フィート(15.25メートル)の最大翼幅を持つホログラフィックウイングを展開し、磁気ドライブによる推進力で飛行することが可能になった。
また赤外線追跡やGPS追跡を妨害する装置も備えコスチューム自体にもヴィヴラニウム製のマイクロウェーブ加工が追加されたため小火器への耐性も備わった。
またコスチュームのバイザーには赤外線レンズによる夜間飛行やズーム機能、アクティブ化すると360度のフルヴィジョンで視野を拡大することも可能になった。
【ストーリー:アメコミ原作】
ファルコンのアメコミ原作ストーリーを解説します。
・オリジン
サミュエル・トーマス・ウィルソンはニューヨーク市ハーレムで著名な大臣であるポール・ウィルソンとダーリン・ウィルソンとの間に生まれた。
ウィルソンは幸せな子供時代を過ごしており、鳥に自然な親近感を覚え愛するようになった。
彼が鳩の訓練を始めると地域で最大の鳩小屋を持つまでになった。
ウィルソンが9歳の頃、乱闘を沈めようとした父が死亡し、さらにその2年後に母がアパートから1ブロック先で強盗に射殺された。
悲しみと世の中への恨みを持ったウィルソンはロサンゼルスに移り住み、「スナップ・ウィルソン」と名乗り、犯罪に手を染めた。
ある日、ウィルソンがリオデジャネイロの暴動へ向かう途中に乗っていた飛行機がエグザイル島へ墜落する。
その島は第二次世界大戦時ナチス軍のスーパーヴィランのレッドスカルによって支配されていた島であった。ウィルソンはそこで「レッドウィング(Redwing)」というハヤブサと知り合い、親友となる(数年後ウィルソンは「この島は2人の親友(スティーブとレッドウィング)と出会った素晴らしい場所だ」と語っている)。
ウィルソンと出会ったレッドスカルはキャプテンアメリカ側にスパイとして潜入させるため、コズミック・キューブの力で「鳥を操る能力」と「レッドウィングとの精神リンク」を与えた。
さらにレッドスカルはキューブの力で「スナップ・ウィルソン」の記憶を消し、ソーシャルワーカーとして原住民の自由解放運動の為にエグザイル島にやってきたという設定を植え付ける。
しかし、レッドスカルの策略に反しスティーブ・ロジャース(キャプテンアメリカ)はウィルソンを説得し友人となる。
原住民を味方につけたウィルソンとスティーブはファルコンのコスチュームを作ったのち、ファルコンとキャプテンアメリカとして原住民へ大規模な訓練を行い、レッドスカルと戦った。
・アベンジャーズ加入
その後、ファルコンはキャプテンアメリカの正規のパートナーとなってヴィランたちと戦い、ロジャースが死亡したと思われていた時期にはキャプテンアメリカと名乗って活躍した。
のちにファルコンはワカンダを訪れた際にブラックパンサーが開発した飛行ハーネスを身に付け、飛行能力を得た。
レッドスカルは再びウィルソンにコズミックキューブを使用し「スナップ・ウィルソン」として活動していた過去を思い出しキャプテンアメリカを暗殺するように洗脳するが失敗する。
過去を知ったファルコンであったがヒーローとしての活動を続けることに決め、「S.H.I.E.L.D.」のエージェントとなる。
その後ヒーローの仲介人であるヘンリー・ピーター・ガイリッチによって勧誘され「アベンジャーズ」のメンバーとなる(しかし、このファルコンのアベンジャーズ入りは政府の人種差別撤廃の要求を満たすためだけの理由であったためこのことを知ったサムはチームを去った)。
その後のエピソードでスカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)に心を乱され一時的に「スナップ・ウィルソン」に戻ってしまった時期もある。
・シビルウォーとキャプテンの死
ファルコンはその後、キャプテンアメリカと共にウィンターソルジャーの追跡を行った。
超人登録法に反したキャプテンとアイアンマンが対立した「シビル・ウォー」の期間ファルコンはキャプテン・アメリカ側についてシークレット・アベンジャーズとして戦った。
キャプテンが動けない時期はシークレット・アベンジャーズのリーダーとして指導者的な役割も果たした。
レッドスカルの策略によってキャプテン・アメリカが暗殺(翻訳本:デス・オブ・キャプテン・アメリカ)されると、ファルコンは表向きは超人登録法に合意しながら、地下で暗躍するシークレット・アベンジャーズと連絡を取り続けた。
シャロン・カーターと協力してウィンターソルジャー(バッキー・バーンズ)を見つけ出した。
過去の過ちを償うためバッキーが新たなキャプテン・アメリカとなるとファルコンはその相棒となった。
レッドスカルの娘であるシンによってバッキーが殺されたと思われた時までこのコンビは続いた。
・様々な戦いを経て…
死んだと思われていたキャプテン・アメリカは実は生きており、その後サーペントという神を世界に解き放ったレッドスカルの娘シンを倒すため、ワシントンDCでキャプテン・アメリカたちと戦った(翻訳本:フィアー・イットセルフ)
その後は、フェニックス・フォースとの戦いやスターブランドとの戦い、ビルダーズやサノスとの戦いを経てファルコンはルーク・ケイジが率いる「マイティ・アベンジャーズ」のメンバーとなった。
・新キャプテン・アメリカ襲名
その後、キャプテンアメリカ(スティーブ・ロジャース)がアーニム・ゾラが作り出した「ディメンションZ」という空間に捕らえられ、そこから帰還すると、S.H.I.E.L.D.の元スパイであったアイアンネイルとアメリカの失墜を目論むDr.マインドバブルによってハイジャックされた巨大ロボットへ変形機能を持つ最新型のヘリキャリア「グングニル」と戦う。
Dr.マインドバブルを倒したスティーブはグングニルの中で残ったアイアンネイルと戦うも、その戦いの中でスーパーソルジャー血清を中和させられ急速に老化してしまう。
その後、ディメンションZから地球を侵略しようとしたアーニム・ゾラは開発した「オメガ爆弾」でニューヨークを消し去ろうとした。
オメガ爆弾の爆発を阻止するためサム(ファルコン)は爆弾を抱えて大空へ飛び立ち、自身を犠牲にしてニューヨークの街を爆発から救った。
死んだと思われたサムであったが、ヴィブラニウム製の翼が爆発の衝撃を吸収してくれたおかげで生き延びることができた。
この功績とこれまでの活躍を称賛してスティーブはサムにキャプテン・アメリカの盾を継承し、サムは「新生キャプテン・アメリカ」となった。
(この上記ストーリーは翻訳本:「キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース/サム・ウィルソン ロード・トゥ・シークレット・エンパイア」に記載されています)Amazon:3,740円〜
・シークレット・エンパイア
その後、コズミック・キューブの力で現実改変が起きキャプテン・アメリカがヒドラとなるイベント『シークレット・エンパイア』が勃発。
アメリカは邪悪な戦士として生まれ変わったキャプテン・アメリカを総統とするヒドラの手に落ちたが、このストーリーの中でサムは新生キャプテンアメリカとして活躍した(詳しくは翻訳本:シークレットエンパイア参照)。
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