ドラマ『ワンダヴィジョン』第4話
■1・2話ストーリー(ネタバレ)はこちら
■3話ストーリー(ネタバレ)はこちら
物語が急展開を迎えたドラマ『ワンダヴィジョン』3話。
3話のラストではジェラルディン(モニカ・ランボー)の一言がきっかけに物語が急展開を迎えました。
そして待ちに待った第4話!
今回はいよいよこの物語の謎の一部が解明されます。
※注:)ここから先はドラマ『ワンダヴィジョン』1話と2話のネタバレが盛大に含まれますのでご注意ください。
ドラマ『ワンダヴィジョン』第4話のタイトルは、
「WelnterruptThis Program:番組を中断します」
1話〜3話はワンダとヴィジョン の住む街「ウエストビュー」を舞台にシットコムドラマ番組のような物語が展開してきました。
4話は「番組を中断」とのタイトル名にあるようにウエストビューの外での出来事が中心に描かれます。
1:「2023年のあの日」
冒頭は塵が集まりモニカ・ランボーの身体が再生するシーンから始まる。
映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』をご覧になった方であればすぐにピンとくるこのシーン。
冒頭のこのシーンはサノスの指パッチンにより消えた人々がアベンジャーズの活躍により復活しているシーンでした。
そして新事実…
なんとモニカもサノスの指パッチンの犠牲者であり、病院で入院している母マリア・ランボーに付き添い、ベッドの横でうたた寝している最中に消されたようです。
このシーンでは突如5年前に消えた人々が復活し、病院がパニックになっている映像が映し出され、「消えた人々の復活劇のリアル」が描かれました。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の冒頭でも消えた人々の復活が描かれましたが、若干コミカルに描写されていたのですが、今回の映像はかなりの混乱があったことが伝わってくるものでした。
このシーンでわかった新たな情報として
・モニカ・ランボーは指パッチンの犠牲者であること
・母のマリア・ランボーは癌を患い入院しており、モニカが消えてから2年後に亡くなっていたということ。
がわかりました。
2:「S.W.O.R.D.の正体」
そして、ドラマ『ワンダヴィジョン』1話から登場していた「剣」のシンボルの組織の正体も判明。
やはりファンの予想通りあの組織は「S.W.O.R.D.」でした。
そして「S.W.O.R.D.」の詳細もここで明らかになりました。
・S.W.O.R.D.の略称は“知覚兵器観察対応局”
・創設者はモニカの母マリア・ランボー
・宇宙からの脅威に対抗する組織(ここはコミックと同じ)
・モニカはS.W.O.R.D.ではキャプテン・モニカ・ランボーと呼ばれ、指パッチンで消える前までは宇宙での任務に当たっていた
・長官はタイラー・ヘイワードという人物
S.W.O.R.D.に戻ったモニカは長官のヘイワードにしばらくは地上任務に就くように命じられ、「ある街の失踪事件」について調査するように命じられます。
3:「ウエストビュー調査、ジミー・ウー捜査官!再登場!」
そして「失踪事件」の調査のため現場であるニュージャージー州のウエストビューへと向かうモニカ。
失踪事件が起きていた街の名前はワンダとヴィジョンが暮らす街「ウエストビュー」だったのです。
現場に到着したモニカは、FBI捜査官のジミー・ウーと合流します。
ジミー・ウーといえば映画『アントマン&ワスプ』でスコット・ラングの監視をしていた捜査官。
彼も保護した証人がウエストビューで失踪したことをきっかけに調査にあたっていました。
ウー捜査官はスコットのマジックに興味を持ってから特訓を続けていたらしく、モニカの前で「何もないところからサッと名刺を取り出しドヤ顔を決めますw。
そして、ウー捜査官は失踪した証人のことを誰も覚えていないどころか、現地の保安官たちは「ウエストビューという街は存在しない」と言っており人口3,892人もいる街の存在が近隣の住民たちの記憶から忘れ去られていることに疑問を持っていました。
モニカとウー捜査官は、自分たちはウエストビューに関する記憶が消えていないのになぜ近隣の人々だけが覚えていないのか疑念を抱きます。
そこでモニカはこの街を調査するために、S.W.O.R.D.で開発したドローンヘリを取り出し調査することにします。
このドローンヘリですが、カラーリングがキャプテンマーベルのスーツと同じ「赤・青・黄」でありモニカとキャプテンのつながりを感じさせるデザインになっています。
そしてモニカがドローンヘリを街に向かって飛び立たせると、そのドローンヘリはウエストビューの街に入る瞬間にきれいさっぱりと消えてしまいました。
突然の状況に困惑するモニカとウー捜査官…
よく見るとドローンヘリが消えたあたりを境界にエネルギーフィールドのようなものが張られており、街はそのフィールドに覆われているようでした。
そしてフィールドに近づき、モニカが手を触れた瞬間!
モニカはあっという間にフィールドの中に吸い込まれてしまったのです。
4:「ダーシー・ルイス再登場!」
場面は変わり何やら装甲車で輸送される人々が。
その中には、「マイティ・ソー」シリーズに登場するダーシー・ルイスがいました。
ダーシーは「天文物理学者」として活躍しているようで、ダーシーの他にもこの装甲車には核生物学者、人工知能学者、化学技術者が乗せられていました。
そしてこの装甲車が向かう先は、ウエストビューの町外れに建てられた仮設基地のような場所。
モニカが疾走したことでS.W.O.R.D.は大規模な仮設基地をウエストビューに設営し本格的にこの失踪事件の詳細を調査することになったようです。
そして、ダーシー含むこの各界の専門家たちは、この不可解な失踪事件の解明のために呼び出されていたのです。
映画『マイティ・ソー:ダークワールド』から大きく成長し、博士号を所得したダーシーは「ドクター・ルイス」と呼ばれていました。
時間の経過とともにこういったサブキャラクターも成長し変化していくところがMCUの見どころでもありますよね。
5:「ウエストビュー調査開始!」
そしてS.W.O.R.D.による本格的な調査が始まります。
S.W.O.R.D.は「大量のドローン」を街に送り込んでいる様子。
おそらくワンダヴィジョン2話でヴィジョンとワンダが聞いた物音はこのドローンが侵入もしくは墜落した音ではないかと思われます。
また地下からも下水道を通り、防護服に身を包んだエージェント「フランクリン」をウエストビューへと送り込むS.W.O.R.D.。
調査を始めたダーシーはすぐにウエストビューから何か特殊な周波数が出ていることに気づき、これを傍受することに成功します(有能すぎる…)。
すると、ウエストビュー内部の映像と音声が受信期に映し出され、そこにはシットコムを演じるワンダとヴィジョンの姿が…
アベンジャーズのワンダと死んだはずのヴィジョンがシットコムを演じているこの意味不明な状況に驚く調査員たち。
ダーシーはビッグバンの残存放射に放送周波数が関係しているため「古いテレビ」があればその周波数を安定して傍受できると言い、S.W.O.R.D.に50年代のテレビを準備させワンダとヴィジョンの調査を始めます。
ここでドラマ『ワンダヴィジョン』1話ラストのTVに映るワンダとヴィジョンのシーンがこの仮設基地での出来事であり、監視していたのはダーシーであったことが判明しました。
ワンダとヴィジョンがこの事件に大きく関係していると知ったS.W.O.R.D.は、さらに失踪している住民がこのシットコムドラマに出演していることに気づきます。
そして本格的に失踪者とこの映像の関係を調べ始めるのです。
6:「シットコム世界の謎」
調査が進むにつれ色々な事実が…
ハート夫妻を演じているのがデイヴィス夫妻、ノームを演じているタンドン、ジョーンズはコプター、ハーブ役はコリンズ…
どうやら街の住民は名前を変えシットコムドラマに出演しているようです。
この場面では、次々に明らかになる事実をまとめているのですがどうやら「アグネス」という女性についてはまだ詳細がわかっていないようです。
『ワンダヴィジョン』の予告トレーラーを見る限り、何かを知っているようなセリフや素振りを示すこのアグネスというキャラクター。
原作コミックスのアガサ・ハークネスに近い人物と予想されているのですが、果たしてワンダにとって敵なのか…味方なのか…?
そしてダーシーたちは、ついに映像の中にモニカの姿を発見します。
しかし、映像の中のモニカはどこか雰囲気が違っており、ウー捜査官は「会った時と印象が違う」と言います。
7:「ワンダとのコンタクト」
この不可解な状況を解明するためダーシーは「ラジオを通じてウエストビューのワンダにコンタクトをとる実験」をやってみようとウー捜査官に提案。
そこに別の捜査官が「ある写真」を持ってきます。
その写真に写っていたのは第2話に登場した赤いヘリコプター…
ウー捜査官はこれがモニカが最初に飛ばして消えた「S.W.O.R.D.のドローンヘリ」が変化したものだと見抜き、なぜ形が変わったのか疑問を持ちます。
ダーシーは「誰かが使えなくしたのかもしれない」と言います。
もし、このダーシーの予想が当たっているとしたら、ワンダはこのドローンを発見した時に何なのかわかっていないような素振りを見せていましたから、ワンダ以外の第3者がこのドローンを使えなくしていた可能性も出てきます。
そしてダーシーとウー捜査官はラジオを使った通信テストを開始。
ダーシーが周波数を合わせウー捜査官がワンダに呼びかけます。
このシーンこそが第2話でワンダが聞いた「あのラジオの声」だったのです。
必死でワンダに呼びかけるウー捜査官…
しかし、ダーシーが監視している映像には「ワンダがラジオを聞いた瞬間のシーンからドッティが出血するシーン」までまるで誰かが編集したかのようにカットされてしまい、映像は「2話」で流れた「時計のCM」に移り変わ流のです。
明らかに不自然な映像だったことにダーシーは違和感を感じます。
このシーンですが、ダーシー側が見ている映像にもCMが写っていることには驚きでした。
このCMもやはり何かのメッセージや意図的に作成されている可能性がありそうですね。
そして場面は、防護服に身を包みマンホールからウエストビューへと移動しているエージェント「フランクリン」はやはり街を覆うエネルギーフィールドの境界にたどり着きます。
どうやらウエストビューの街を覆うエネルギーフィールドは地下にも張り巡らされているようです。
そして、このエネルギーフィールドをフランクリンが抜けると「S.W.O.R.D.の防護服」が「養蜂家の防護服」へと変化していきます。
そのままマンホールから地上にでたフランクリンが振り向くとそこにはワンダとヴィジョンが…
このシーンはまさに「第2話のラストシーン」と同じ構図ですが今回は「フランクリンからの目線」になっています。
このシーンはここで終わり、この後フランクリンがどうなったのかはまだ謎のままでした…
8:「ワンダ出産シーンに隠された謎」
ダーシーとウー捜査官が監視する映像はついに「第3話のワンダ出産シーン」に!
ワンダの出産シーンに感動するダーシー。
しかし、映像は第3話のラスト…問題のシーンへと進みます。
ジェラルディン(モニカ)が「ワンダの兄ピエトロがウルトロンに殺害されたという事実を告げるシーン」です。
映像の中に初めて「現実の話」が出たことに驚くダーシーとウー捜査官。
2人が見る映像の中のワンダの顔つきが変化…ダーシーは「流れが変わった…」と言います。
その瞬間…
ダーシーとウー捜査官が見ていた映像は一気にエンディングまでカットされてしまいます。
ダーシーは
「誰かが放送を検閲している」
と言いこの不自然なシーンのスキップに疑念を抱きます。
ワンダがこの編集作業を意図的にやっているのか…それともこの物語にはワンダ以外の第3者が介入している可能性があるのか?。
そして視聴者側にはこのカットされたシーンの間にジェラルディン(モニカ)に何が起きたのか映し出されます。
3話でもカットされていたこの問題シーン。
ジェラルディン(モニカ)を怪しむワンダは
ワンダ「あなた誰なの?一体何者?なぜウルトロンのことを知っているの?」
ワンダ「あなたは外からきた…不法侵入者…よそ者には出て行ってもらう!」
とジェラルディン(モニカ)に告げ
ワンダは能力を使ってジェラルディンを吹き飛ばします。
家の壁を突き破り吹き飛んでいくジェラルディン(モニカ)、そのままの勢いでエネルギーフィールドを突き破り街の外へと飛んでいってしまいます。
このシーンが3話のラストに繋がりました。
9:「ヴィジョンの正体?」
場面は再びワンダ側のシーンへ
ジェラルディン(モニカ)を吹き飛ばした後、我に返ったワンダは能力で破壊された家の壁を瞬く間に修復します。
ここで3話と同じようにヴィジョン が家の中へ戻ってくるのですが…
ここでワンダが見たヴィジョンの姿は映画『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』 で「サノスによってマインド・ストーンを抜き取られ死んだ姿のヴィジョン」でした。
一瞬でこのゾンビヴィジョンの姿は元に戻るのですが、このシーンからやはりヴィジョンは死んでおり死体が何者かの力で動いている可能性が出てきました。
そして心配するヴィジョンにワンダは「全部コントロールできている」と語りかけます。
ワンダがヴィジョンを含めこのウエストビューの街を変化させコントロールしているようなセリフですが、果たして本当にワンダ一人の仕業なのか…
ウエストビューの街の外に飛ばされたモニカはS.W.O.R.D.によって保護されますが、ここでモニカは、
モニカ「ワンダよ…何もかもワンダ…」
と言い、この一連の事件はワンダの仕業であると告げます。
ここで4話は終了!
今回の第4話でこのドラマ『ワンダヴィジョン』の時系列は2023年のサノス軍とアベンジャーズの戦いから3週間後の話であることもわかりました。
多くの謎が解明するも、また新たな謎も生まれたドラマ『ワンダヴィジョン』第4話…
全9話構成のドラマはいよいよ後半に突入!
ますます目が離せなくなっていくドラマ『ワンダヴィジョン』はディズニープラスで好評配信中です!
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