■アイアンマンマーク36:ハルクバスターアーマーMk3.を解説
アメコミ版のアイアンマンスーツ紹介企画!
本日は3回目の『ハルクバスター』の回です。
※過去のハルクバスター紹介記事は下記リンク↓を参照
コミックスでは通算3度目の登場となるハルクバスター。
トニーが実際に何体のハルクバスターを開発していたのかはわかりませんが、今回の記事で紹介するハルクバスターは「ハルクバスターアーマーMk3.」と表記させていただきます。
1.アイアンマン アーマー36:ハルクバスターアーマーMk3.
2.マーク36の初登場は?
World War Hulk Vol 1(2007年8月) ワールド・ウォー・ハルク1巻
3.マーク36の別名は?
「ハルクバスターアーマーMk.3」
4.マーク36:ハルクバスターアーマーMk3.が登場することになった経緯
ハルクバスターMk3.はコミックス『ワールド・ウォー・ハルク(以下WWH)』に登場します。
ハルクバスターといえば毎回「登場回が最後の活躍回」となるコミックスでは意外と活躍の場が少ないことで有名なアーマースーツですw
この今回のハルクバスターMk3.はどのような活躍をするのでしょうか?
まずは「なぜハルクと戦うことになったのか??」といった経緯から説明せねばなりませんね。
※注意!:ここからはコミックス『ロード・トゥ・シビルウォー:イルミナティ』『プラネット・ハルク』『ワールド・ウォー・ハルク』のネタバレが含まれています。
今回説明する内容は全て翻訳本が出ていますのでそちらをご一読されるとより理解が深まります。
流れてしては『ロード・トゥ・シビルウォー:イルミナティ』→『プラネット・ハルク』→『ワールド・ウォー・ハルク』と読んでいくとストーリーライン通りに展開します。
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あらすじ①:
『ロード・トゥ・シビルウォー:イルミナティ』の内容
『ロード・トゥ・シビルウォー:イルミナティ』では「ガンマ爆弾を引き金とした暴走事件」を引き起こしたハルクを地球の脅威と判断した秘密結社『イルミナティ』が話し合いの結果「ハルクを宇宙に追放する」という思い切った行動を起こします。
※イルミナティ(用語説明):クリー・スクラル戦争後にアイアンマンの提案で秘密裏に結成されたチーム。主に宇宙からの脅威に事前に対応することを目的に水面下で活動する。メンバーは「アイアンマン」「Dr.ストレンジ」「プロフェッサーX」「Mr.ファンタスティック」「ネイモア」「ブラックボルト」。
そしてハルクは小型の宇宙船に誘い込まれ、地球から打ち上げられます。
あらすじ②:
ここからは翻訳本『プラネット・ハルク(邦題)』の内容
地球から宇宙船で追放されたハルク….
イルミナティはもともとは危険のない平和な惑星にハルクを送り込む予定でした。
しかし、ハルクが宇宙船で暴れたため途中で軌道が変わりワーム・ホールに飲み込まれて「サカー」という戦闘が絶えない危険な星にたどり着いてしまいます。
この惑星サカーには岩の皮膚を持つ異星人や昆虫型の宇宙人など様々な種族の宇宙人がすみ「皇帝」と呼ばれる男が支配していた。
皇帝に捕らえられたハルクは「バトルコロシアム」で戦わされる羽目となる。
しかし、ハルクはコロシアムで大活躍!
ここまで読んでお気づきの方はいると思いますが、この『プラネット ハルク』はMCU映画『ソー バトルロイヤル(原題:ラグナロク)』に登場する「惑星サカール」の元ネタなんですね。
なのでコミックスにも映画に登場した「コーグ」や「ミーク」も登場します。
んでなんやかんやあって(詳しくはコミックを)この星の英雄となったハルクはコーグやミークと「ウォー・バウンド」という反皇帝組織を作り皇帝を倒します。
ハルクは惑星サカーの新たな皇帝として君臨し、共に戦った原住民のカイエラという女性を妻にして平和に暮らすのです。
異国の星へと追放されたハルクですがその星でようやく幸せと安住を手に入れることができたんですね。
しかし!!
ハルクの人生はやっぱり波乱万丈(泣)
なんと、
ハルクが乗ってきた宇宙船のワープ・コアの損傷が原因で大爆発が起きそのせいでハルクの妻やハルクの国の人々が死んでしまいます(この時妻カイエラのお腹にはハルクの子供もいました…)
※この時カイエラのお腹にいたハルクの子供は実は生きており、のちに「スカー」という名のヒーローとなる。
ハルク『こうなったのも全て!!!!イルミナティのメンバーのせいだ!!!』
と怒るハルクは地球のヒーロー(特にイルミナティ)に復讐を誓いコーグたち他の異星人とともに地球へ復讐に向かいます!
あらすじ③:
ここからは『ワールド・ウォー・ハルク』の内容
地球にたどり着く前の道中ハルクを止めに来たブラックボルトを宇宙でボコボコに打ちのめしてきたハルク!
地球に到着し、ついにイルミナティに宣戦布告します!
ここでようやく「ハルクバスターの登場」です!!!
地球に到着したハルクに先制攻撃を仕掛けるハルクバスター!
ハルクバスターは序盤はハルクに善戦しますが、怒りによってパワーを増したハルクはハルクバスターを圧倒!!
やっぱりハルクバスターは今回も「登場回が最後の活躍回」となってしまうのでしたw
本当にコミックスのハルクバスターは不遇ですw
なんか、ハルクバスターの紹介じゃなくてハルクの記事になっちゃいましたね…..泣
6.マーク36:ハルクバスターアーマーMk3.の能力/機能/武器】
トニーはハルクを宇宙に追放した後で、このハルクバスターアーマーを開発しました。
追放はしたもののハルクがもし帰ってきたら「絶対ブチ切れて大変なことになるだろうな」と恐れていたんでしょうねw
初代のハルクバスターからアップグレードされ実戦では使用されることのなかった2代目のハルクバスターアーマーの能力をベースとして作成されているマーク3。
追加された「ロケットブースター」により増強されたスピードと機動性を兼ね備えています。
今までのハルクバスター同様にアイアンマンスーツにぴったりとフィトする構造となっており装甲は合金「アダマンチウム」をベースとしています。
指から「ガンマ線を抑制するナノ物質」を注入するアダマンチウムの針を出すことが可能なのですが、実戦では使用されませんでした。
またアーマーのパンチ力を高めるために肘部にもロケットブースターが搭載されており、加速したパンチはハルクを吹き飛ばすほど強力でした。
コミックではアイアンマンの顔がむき出しのように見えますが、実際は「ナノPBZを搭載したクリアな装甲」に覆われています。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
次回はこちらも人気のアーマースーツ!!「アイアンマンマーク37:ブリーディング エッジ アーマー」の紹介となります。
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