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【グルート】アメコミ原作ストーリーや能力を徹底解説【マーベルキャラ紹介】

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(c)MARVEL

グルートとは アメコミ原作設定・解説

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【初登場】

Tales to Astonish♯13(1960年11月)

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【本名】

グルート(本名は不明:一般に植物Xと呼ばれる)

【身体情報】

  • 性別:不明
  • 瞳:黄
  • 身長:254cm(成長によって変化)
  • 体重:306.2kg(成長によって変化)
  • 肌色:茶

【ステータス/強さ】

  • 耐久性:4
  • エネルギー:3
  • ファイティングスキル:4
  • 知能:3
  • 速度:3
  • 力:7  ※MAX 7 での評価(米marvel公式より)

【能力】

・身体能力

体のサイズによってスピードやパワーは変化するが、巨大化時のサイズによってはハルク以上のパワーを持つ。

また非常に硬い樹皮で覆われており、一般の銃弾や刃物では傷すらつけられない。

炎にも強く、普通の火では簡単には引火しない。

・巨大化

植物生物であるグルートは体に木や植物・水を取り込むことでパワーを増強したり、体を急激に成長させ巨大化することができる。

しかし巨大化はサイズが大きくなるにつれて動きが鈍くなるという欠点がある。

・再生能力

肉体が破壊されても欠片が残っていれば、挿し木から全身を再生できる。

映画とは違いコミックではグルートは小枝から再生しても「昔の意識や記憶を引き継いだ全く同じグルートである」という設定なのでなんども死んでは蘇っている。

・植物操作

木や植物を自在に操ることができる。初期のエピソードには樹木に命令をし軍隊化した描写もあった。

Figure 1. Trees and Forests

・知性

故郷の惑星では英才教育を受けていたため、高度な知性を持つ。初登場時は普通に喋っていたが、次第に「アイ・アム・グルート」の三単語しか言えなくなった(発音によって様々な意味があるらしい)。

   

【ストーリー:原作コミックス】

・オリジン

グルートが初登場したのはホラーコミックの『テイルズ・トゥ・アストニッシュ』であり、現在のマーベル世界でのグルートとはおそらく別人。

植物型の知的生命体が住む惑星「プラネット・エックス」の出身である。

当初グルートは「プラネットXの王」であるという設定(のちにそれはハッタリで実は王族どころか惑星を追放された犯罪者という設定に変わっている)。

1960年初登場時のグルート
(c)MARVEL

『テイルズ・トゥ・アストニッシュ』でのグルートは地球の人間を捕獲するためにプラネットXからやって来た地球外生命体という設定で登場する。

しかし、科学者であるレスリー・エヴァンスが使うシロアリによって倒されてしまう。

この戦いで死んだと思われていたグルートは実は生きており「コレクター」によって捕虜として捕獲されていまう。

その後、モールマンによって解放されたグルートはニューヨークで再び暴れまわるが、スーパーヒーローチームによって「ネガティブ・ゾーン(宇宙の監禁場所として用いられる異次元空間」へポータルを介して投棄される。

   

・ロケットとの出会い

マーベル正史世界でのグルートは惑星プラネット・エックスの生物「フローラ・コロッシの最後の生き残り」としてクリーの刑務所に監禁されていた。

監禁されるグルート
(c)MARVEL

この刑務所内でのちに相棒となるロケットと出会うこととなる。

アイ・アム・グルート」しか喋れないグルートは、毎日のように看守にちょっかいを出されていた。

ある日、嫌がらせをしてくる看守に逆らったグルートはロケットと同じ特別房に閉じ込められる。

ロケットに歩み寄るグルートであったが、初めはグルートを嫌っていたロケットは、房内にナワバリ線を引きグルートが近づくのを拒んだ。

しかし、ある日グルートが看守にいじめられているところをロケットが庇って看守を追い払う。

グルートは嫌味な態度をとるが実は優しいロケットに感謝し、草のベッドを作ってあげる。

これに心を動かされたロケットは少しずつグルートに心を開いていく。

そんな最中、看守達がさらに大人数で仕返しにやってくる。

今度は看守たちと真っ向から戦うロケットとグルート。

グルートが『アイ アム グルート』と言うと、ロケットは「いい計画だ!」と返す。

看守たちとのバトル後の2人
(c)MARVEL

  

・アナイアレーション:コンクエスト

その後も、ロケットとともに刑務所に幽閉されていたグルートであったが、ある日クリーの惑星ハラが「ファランクス」という機械生命体によって侵略される。

これを解決するために活動していたスター・ロード(ピーター・クイル)ノヴァ達は他の囚人たちと一緒にグルート、ロケットを解放し即席の囚人チームを結成。ファランクスと戦うこととなる。

アナイアレーション:コンクエストでのグルート
(c)MARVEL

グルートたちの活躍もあり、ファランクスとの戦いには勝利する(詳しくはスター・ロードの項を参照)。

しかし、この戦いでグルートは敵の基地を破壊するため自ら基地内部で巨大化し意図的に自身に点火し、基地ごと燃えてしまい、小枝だけとなってしまう

   

・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの結成

アナイアレーション・ウェーブとファランクスの襲撃を経験し、銀河の脅威を守る存在が必要と感じたスター・ロードたちは、銀河の守護者「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を結成する。 

これに再生したグルートもロケットとともに参加することとなる。

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