1.スパイダーマン:ホームシリーズの第3弾のワーキングタイトルが決定!
2021年7月16日に全米公開予定のMCUフェイズ4映画『スパイダーマン第3弾』の映画のワークング タイトルが決定したと雑誌Production Weekly最新号で明らかとなりました。
そのタイトル名は
「Spider-Man Serenity Now:スパイダーマン・セレニティ・ナウ」
ワーキング タイトルとは正式なタイトルが決定するまでの仮タイトルであり正式タイトルが決まっていない場合に撮影時にキャストで共有するために使われたりするものです。
ちなみに前作『スパイダーマン ファー フロム ホーム』のワーキングタイトルは「Fall of Grorge:フォール オブ ジョージ』でした。
これはシットコムドラマの「となりのサインフェルド シーズン8」の最終話のエピソードの名前である「Summer of Grorge:サマー オブ ジョージ』をもじったものでした。
今回はこの「Serenity Now」というワーキングタイトルから色々考察してみようと思います。
1-1.「セレニティ ナウ」の意味とは?
ちなみにこの「Serenity Now:セレニティ ナウ」の直訳は「今の静けさ」。
今は心を落ち着かせましょうみたいな感じの意味らしいです。
前作『スパイダーマン ファー フロム ホーム』のラストでは主人公ピーター・パーカーの正体がスパイダーマンであると世間に公表されてしまい物語は幕を閉じました。
まさにこれからピーターの周りに起きる「嵐のような騒動」を予感させるような終わり方でしたよね。
つまり「嵐の前の静けさ」みたいな意味を持っているのでしょうか?
となればスパイダーマン3は嵐のような大事件が起きる映画になるのかもしれませんね!
1-2.今回もシットコム ドラマから引用したタイトル?
前作の『スパイダーマン ファー フロム ホーム』のワーキングタイトルがアメリカの古典的なシットコムドラマのエピソードタイトルであったことから今回も同じくシットコムドラマのタイトルなのでしょうか?
調べてみると…
その通りでしたw
「Serenity Now:セレニティ ナウ」は1997年に放送されていた「となりのサインフェルド」というドラマの「最終シーズンの第3話」のタイトルが「The Serenity Now」だったのです。
今回はシットコムではなく普通のドラマですがやはりアメリカのドラマからの引用のようですね。
ちなみにイギリスのロックバンド「ブルーストーンズ」の代表曲に「Serenity Now」という曲もあるようです。
同じくイギリスの俳優であるトム・ホランドとの関連でこの曲から引用している可能性もあるかもしれません(多分違うでしょうが…)
1-3.「ナウ」は大規模なリニューアルの予感!?原初コミックでの「ナウ」イベントは方向転換の時!
ここからは完全な筆者TKの妄想劇ですw
この「Serenity Now:セレニティ ナウ」という言葉から「ナウ」だけ切り取って勝手な妄想をいたしますと…
マーベルコミックスの世界では「ナウ」がつくイベントでは新連載が始まったりキャラクターをリニューアルしたりします。
よく聞くイベントタイトルとして「マーベル ナウ」や「アベンジャーズ ナウ」「オールニューマーベル ナウ」などなど!
コミックスではこの「ナウ」イベントの時には大規模な新連載が始まり、タイトルのリニューアルやリメイクが行われます。
翻訳コミックスでも2012年以降は「MARVEL NOW期」と呼ばれ『アベンジャーズvsX-MEN』で一旦落ち着いたマーベル世界が一変しコミックス『アベンジャーズ ワールド』が始まり最終的に『シークレット ウォーズ』にかけて大規模なイベントが始まりました。
(翻訳コミックスもタイミングの一つとしてこの『アベンジャーズ ワールド』から入ってもOKですよ)
つまりこの「Serenity Now:セレニティ ナウ」もトム・ホランド版スパイダーマンの旅立ち、そして新たな新シリーズを予感させているのかもしれませんね。
MCUだけでなくSUMC(ソニーズ・ユニバース・マーベル・キャラクターズ)での本格的な活躍を示唆しているのかもしれません!
ちなみにコミックスのスパイダーマンではこの「MARVEL NOW期」ではなんとヴィランであるDr.オクトパスがピーター・パーカーの体を乗っ取って新たなスパイダーマンとして主役を演じる『スーペリア・スパイダーマン』というシリーズが始まります!
スーペリア・スパイダーマン:ワースト・エネミー (MARVEL)
まさか映画もそんな展開にはなっちゃうとは思いませんが…
1-4:マーベルコミックスで「セレニティ」といえばあの組織!
今度は「ナウ」ではなく「セレニティ」に注目して妄想していきますと….
マーベルコミックスにはこの「セレニティ」という言葉がつく組織(企業?)が存在します。
それが「セレニティ・インダストリーズ」です。
セレニティ・インダストリーズはウルヴァリンを生み出した「ウエポンX計画」で登場した企業であり、「ウエポンX計画」のメンバーも所属していた企業です。
もしかしたらこのMCU版『スパイダーマン3』においてウルヴァリンを示唆する何かが登場するかもしれませんね(アダマンチウムとかw)
2.まとめ
今回のスパイダーマン第3作は今後のスパイダーマンの方向性が決まると言っても過言ではない作品になると思います。
MCUとソニー映画ユニバース(SUMC)の橋渡し役になるトムホ版スパイダーマンの今後の活躍にめちゃくちゃ期待が集まりそうですよね。
MCU映画『スパイダーマン3』は2021年7月16日に全米公開予定です。
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