■アイアンマン マーク27を解説
MCU FAN LIFEのTKです。
アメコミ版アイアンマンスーツ紹介企画 第27段。
今回紹介するのは「アイアンマン第3期 83話」の読み切りエピソード「ヘビーメタル・ジェノサイド」に登場した特殊なアーマースーツです。
たった1話限りの登場アーマーで、マーク25より1つ前の話で登場するのですが、時系列的にはマーク25以降に開発されたアーマースーツということになっています。
このエピソードでは幾度となくアイアンマンに挑戦してきた宿敵「チタニウムマン」との再戦が描かれます。
1.アイアンマン マーク27
2.アイアンマン マーク27の初登場コミックは?
IRONMAN Vol 3 #83(2004年7月) アイアンマン 3期 第83号
3.アイアンマン マーク27の別名は?
「ハイパー・グラビティスーツ」
4.アイアンマン マーク27の特徴は?
アイアンマン マーク27は「ハイ・グラヴィティ(G)スーツ」と呼ばれその名の通り超重力の環境に適したアーマースーツとなっています。
「アイアンマン マーク24のエピソード」でヴィラン「レイラ:ヴィトリオール」との戦いの後、アメリカに帰国するため空港に来ていたトニーに一本の電話が入ります。
電話を受けたトニーは青ざめ空を見上げてこのエピソード(82話)は終了します。
83話ではいきなりトニーがいきなり宇宙船の中にいるシーンから始まります。
82話の最後では「2つの小惑星が地球に落下しようとしている」という急報をアメリカのお偉いさんから電話で受けたトニー。
宇宙酔いから目覚めたトニースタークは、2つの小惑星が地球に衝突するのを防ぐため地球の衛星軌道上にあるスターク社の長距離粒子砲を搭載した宇宙船に乗り込み、小惑星を撃ち落とすミッションに移ります。
しかし、そこにかつての宿敵「チタニウムマン」が現れるのです。
トニーはまた邪魔をしに来たと思い「チタニウムマン」に殴りかかります。
しかしどうやら様子がおかしいチタニウムマンは戦いの中でもあまり反撃して来ず「俺もお前と同じ理由できた」と言います。
彼は自分の名前がアンディ・ストックウェルと言い、元チタニウムマンの「ボリス・ブルスキー」や「ソ連」との関係は一度もなかったと言います。
素顔を見せて和解を申し出るチタニウムマンをトニーは信じ、そして二人で協力し1つ目の小惑星を見事撃ち落とすことに成功します。
しかし、2射目をチャージしている最中にチタニウムマンが突然アイアンマンに襲い掛かかってきます。
実は彼はアメリカを破壊したい共産主義者の国際的なネットワーク「ハンマー」のメンバーであり、アメリカに落下する惑星のみ残そうと企んでいたのでした。
最終的に砲台を破壊しようとしたチタニウムマンでしたが長距離粒子砲が発射されその衝撃に巻き込まれて宇宙に放り出され、そのまま彼は宇宙で行方不明となります。
5.アイアンマン マーク27の能力/機能/武器は?
このアーマースーツはハイパースペーストラベルによって増加した高重力の中でも活動できるように設計されました。
どのくらいの重力まで耐えられるのか制限は不明でしたが、トニーは「50 G」の中でも安全でした。
このアーマースーツは胴体に血液が溜まるのではなく手足に血液が残るように内部の気圧をコントロールしています。
「疑似筋肉組織」「モビリティソフトウェア」および「磁気/ジェット補正器」の組み合わせにより着用者は超重力下でも動き回ることができました。
一時的にトニーは「G-Loc(意識喪失)」「感覚麻痺」というハイパースペーストラベルの副作用の影響を受けますが、アーマースーツの性能により症状はすぐに緩解されました。
ヘルメットの下にはもう一つのマスクが着用され、高重力状態の通常の空気が危険であったため酸素濃度を調節しました。
このアーマースーツが飛べるかどうかは不明、エピソード中では肉弾戦のみだったので武器システムは不明であったが、外見からおそらく「リパルサーレイ」と「ユニビーム」は使用可能であったと思われます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は2007年に展開したミニシリーズ「アイアンマン ハイパーベロシティ」に登場する新型アーマースーツの紹介です。
お楽しみに。
※訂正:前回の記事で「マーク28」とお伝えしたエクストリミスアーマーは「マーク29」でした….
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