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マーベルスタジオ『ハルク』の権利を完全獲得か?単独映画製作が可能に!?

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マーベルスタジオが「ハルクの単独映画製作権」を獲得!?

(c)MARVEL

マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)を展開するマーベルスタジオが自身の映画シリーズにも登場している「ハルク」の配給権利を完全に手に入れたとの情報が入ってきた。

参照:MCU Direct

海外のマーベル系情報サイトである「ComicBook.com」によると「ハルク」の単独映画の配給権利を有していたユニバーサルからマーベルスタジオへとハルク映画化の権利が返還されたとのこと。

また同マーベルキャラクターである「ネイモア・サブマリナー」においても今までユニバーサルが映画化権利を持っていたが、これもマーベルスタジオへ返還されたそうだ。

今までハルクはMCU映画に登場してたし単独映画も公開されてたじゃん?

と思う方もいると思うが、これにはマーベルキャラクターと映画配給会社との複雑な関係がある。

以前「スパイダーマンのMCU撤退の噂」が流れた時の記事にも書いたのだが、MCUがヒットするまでのマーベルスタジオの映画の業績は決して良いものではかった。

↓合わせて読みたい↓

この中でソニーとマーベルスタジオの契約についても説明しています。

      

その時に資金繰りに苦しんだマーベルはソニーに対して「スパイダーマン」を、ユニバーサルに対して「ハルク」や「ネイモア」の映画化権を売却していました(他にもたくさんのキャラクターの権利を失っています)。

マーベルスタジオはハルクに関しては2003年公開の単独映画ハルク公開後の続編をユニバーサル・ピクチャーズが製作できなかったことから2006年にハルクの映画出演権を取り戻したのですが、ハルクの「配給権」はそのままユニバーサルに残っていました。

そのためマーベルスタジオの映画としてMCU内にハルクを登場させることはできるのですが、単独映画として作成するには配給会社を「ユニバーサルとして設定する必要がある状態になってしまったのです。

ちなみに2008年公開のMCU2作目の映画『インクレディブル・ハルク』はユニバーサルが配給会社として公開されています。

このような複雑な「映画化に関わるキャラクター権利の事情」が合間ってMCUには全てのマーベルヒーローが登場することはできなかったわけですが、つい最近はこの動きにも変化が出ています。

スパイダーマン」においてはソニーとマーベルスタジオの親会社ディズニーとの間に双方の映画でのスパイダーマン利用の契約が結ばれたり、ディズニーが20世紀FOXを傘下に入れたことによって「X-MEN」や「ファンタスティック・フォー」といったマーベルのメジャー級キャラクターをMCUに登場させることが可能となりました。

今回ハルクも改めて「配給権」もマーベルスタジオに戻るということで「ハルク単独映画」の製作が可能になったというわけです(まだ噂段階ですけどね)。

     

ハルクの単独映画の実現は?

さて!ここで本当に『ハルク』の単独映画2作目は公開されるのか?

という疑問が皆さんの中にも生まれると思いますが、現時点でマーベルスタジオはこのことにおいて何もコメントしておりません

しかし配給権が戻ったのであれば製作される可能性は0ではないと思われます。

ハルクを演じる「マーク・ラファロ」さんも 現在52歳と決して若い年齢でもないことから、もしかしたら「ハルク2世」的なキャラクターで映画化がされるかもしれませんね。

原作にはハルクの実の子供として「スカー」というキャラクターも登場しますし、今後MCUに登場が予想されている「ヤングアベンジャーズ」のメンバーである「ハルクリング」なども登場しています(ハルクリングはスクラルとクリーのハーフなので厳密にはハルクではないんですけどね)

ハルクの息子「スカー」
(c)MARVEL
ヤングアベンジャーズの「ハルクリング」
(c)MARVEL

↓スカーが誕生する経緯はこちらの記事で公開中↓

アイアンマンの記事ですが内容はほぼハルクですwww

     

また、原作ではサンダー・ボルト・ロス将軍が変身する「レッド・ハルク」なども今後登場する可能性も否定できません。

とにかくこの噂が本当であればさらに広がりを持つことができるMCU!

同時に権利を獲得した「ネイモア・サブマリナー」の映画出演も期待したいです(登場するならブラックパンサー2かな?)!

ではでは!

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