1:ドクター・ストレンジ2であるキャラが復活!?演じる俳優が認める
マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)のこれからの展開に大きな影響を与えるであろうドクターストレンジの単独映画の続編である『ドクター・ストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(以下ITMoM)』。
非常に長いサブタイトルの言葉の中には「マルチバース(多元宇宙)」の言葉が含まれています。
間違いなくこの映画によってMCUの世界は今まで以上に広大なものになることは間違いないと思っています。
そんな続編『ドクター・ストレンジ:ITMoM』にとあるキャラクターの出演が演じる俳優本人の口から公言されたようです。
2:カール・モルドが『ドクター・ストレンジ:ITMoM』に登場
そのキャラクターというのは2016年に公開された前作『ドクター・ストレンジ』に登場した
「カール・モルド」
です。
アメコミやMCUなどのマーベル映画の情報を公開しているサイトComicbook.comへの最近のインタビューでカール・モルドを演じた俳優「キウェテル・イジョフォー」が2022年に公開が予定されているの『ドクター・ストレンジ:ITMoM』で再びモルドを演じること伝えました。
キウェテルはインタビューで監督であるサム・ライミと一緒に仕事をすることについて
「すでに準備はできている。とても興奮しています。今世界中がパンデミックに陥っているため、計画は一時中断することになりましたが、うまくいけばすぐに軌道に戻ることができます、そのことに非常に興奮していて待ちきれません。」
モルド役:キウェテルの言葉…
と答えました。
そしてモルドの今後の位置づけについて尋ねられたときに
「全てが明らかにされます」
と語ったそうです。
3:キウェテルの発言から分かること…
この発言からキウェテルの演じるカール・モルドが今後のMCUに再登場することがわかります。
スクリーンでモルドの姿を再度見ることができる最初の作品が『ドクター・ストレンジ:ITMoM』であるとは公言していませんが映画内に登場することは間違いなさそうです。
その前に他の作品に登場する可能性もあるのかもしれませんね。
例えば、『ドクター・ストレンジ:ITMoM』に直接繋がるストーリーと言われているMCUドラマ『ワンダビジョン』に登場する可能性も考えられます。
また、キウェテルはモルドについて
「全てが明らかにされます」
と語っていることから、2016年の映画『ドクター・ストレンジ』のエンドクレジット以降からカール・モルドが何をしていたのかが明らかになるのかもしれませんね。
2016年の映画『ドクター・ストレンジ』でモルドはドクター・ストレンジの修行を手伝い、彼を一流の魔術師へと成長させるため指導者として尽力しました。
そしてストレンジがカエ・シリウスやドルマムゥとの戦いに挑むのを助けました。
しかし、エンシェント・ワンがダークディメンションの闇の力を使用し寿命を伸ばしていたことを知り魔術師に対して恨みを持つようになると、映画のラストではベンジャミン・ブラットのジョナサン・パンボーンから魔法の力(下半身麻痺を治している力)を盗み、
「この世界の間違いにようやく気づいたんだよ。」
「(この世には)魔術師が多すぎる」
と語り完全に「闇落ち」しているのが確認されています。
このことから今後の作品で彼がストレンジの宿敵となることは明白です。
しかしモルドが今後のMCUにどのような混沌をもたらすのかは、内容までは明らかになっていません。
『ドクター・ストレンジ:ITMoM』のメインヴィランもまだ公式には発表されていませんが、カール・モルドが今後ストレンジの克服すべき壁として立ちはだかることは明らかだと思います。
演じるキウェテルも製作開始の準備ができているようでサム・ライミ監督と仕事をする機会を非常に期待しているようです。
ホラーテイスト溢れる作品になると言われている『ドクター・ストレンジ:ITMoM』にキウェテル演じるカール・モルドがどのような風を吹き込んでくるのか楽しみですね。
4:原作のカール・モルドについて
原作コミックスのカール・モルドは本名「カール・アマデウス・モルド」といいバロン・モルドやブラック・バロンと呼ばれています。
貴族の生まれであり、何不自由ない生活を送っていたモルドだが、祖父の影響で黒魔術やオカルトといったものに関心を持ち至高の魔術師「エンシェント・ワン」の元で修行をするようになりました。
しかし、魔術を学ぶことは決して正義のためではなく自分自身のためと「欲深い心」を持っていました。
エンシェント・ワンはそんなモルドの本性を見抜いていましたが、修行の中で彼が改心すると信じていました。
しかし、モルドはエンシェント・ワンから全ての知識を学んだと思うや否や「師匠殺し」の計画を企てます。
しかし、その計画に気づいたストレンジによって阻止されました。
追放されたモルドはストレンジへの恨みを力に変え凶悪な魔術師へと成長します。
原作のカール・モルドはまさにストレンジのライバルともいえる魔術師で幾度となく戦いを挑んできました。
一時はMCUの映画『ドクター・ストレンジ』にも登場したダークディメンションの神「ドルマムゥ」とも協力しストレンジを襲ったこともあります。
また『ドクター・ストレンジ:ITMoM』に登場が噂されている魔王メフィストに魂を打ったこともあります。
モルドについて詳しくは下↓の記事でも解説しています。
5:『ドクター・ストレンジ:ITMoM』に登場するキャスト
モルドの登場がほぼ確定したところで、現時点での『ドクター・ストレンジ:ITMoM』に登場が確定しているキャストは、
- ベネディクト・カンバーバッチ演じる「ドクター・ストレンジ(スティーヴン・ストレンジ)」
- ベネディクト・ウォン演じる「ウォン」
- キウェテル・イジョフォー演じる「カール・モルド」
の3人となりましたね。
また、ドラマ『ワンダビジョン』に続くストーリーと噂されていることからエリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフも登場するかもしれません。
監督は2000年代のスパイダーマン三部作を監督したサム・ライミが就任すると言われています。
映画「ドクター・ストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」はコロナ渦の影響で製作開始が無期限に延期していますが現時点では「2022年3月25日に米公開予定」となっています。
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