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【アダム・ウォーロック】アメコミ原作ストーリーや能力を徹底解説【マーベルキャラ紹介】

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(c)MARVEL

アダム・ウォーロックとは アメコミ原作設定・解説

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【初登場】

 Fantastic Four#66(1967年9月)

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【本名】

アダム・ウォーロック(誕生した時は名前はなく”彼”と呼ばれていた)

【身体情報】

  • 性別:男
  • 瞳:白、以前は赤(共に虹彩がない)
  • 身長:187.9cm
  • 体重:108.8kg
  • 髪色:金

【ステータス/強さ】

  • 耐久性:6
  • エネルギー:6
  • ファイティングスキル:2
  • 知能:3
  • 速度:7
  • 力:5  ※MAX 7 での評価(米marvel公式より)

【能力】

・身体能力

完璧な人間として作られたアダムは、超人的な身体能力を持ち、パワー、スピード、エネルギー、俊敏性、耐久性全てにおいて超人的な能力を持っている。

・不滅の肉体(コクーンによる再生)

アダムは体が傷ついたり致命的な負傷を追うと「コクーン」と呼ばれる蛹になり自己を回復し、さらに強化された肉体へと進化する。

また初期では宇宙空間をコクーンの状態で移動をしていた。

・テレポート

復活するごとに強化されるアダムは「量子魔法」を習得し、エネルギー操作やテレポートが可能となった。

・ソウル・ジェム(ソウル・ストーン)

天才生物科学者のハイ・エボリューショナリーは、アダム・ウォーロックに「インフィニティー・ジェム(映画版のインフィニティ・ストーン)」の一つ「ソウル・ジェム」を与える。

このソウル・ジェムはアダムの額に埋め込まれアダムに魂を操る能力を与えている。

大型クロスオーバー「インフィニティ・ガントレット」では、自身とヒーローたちの魂をソウル・ジェムが創り出す世界「ソウル・ワールド」に封印したり、ソウルワールドから魂を現世に転生させたりした。

アダムは殺すことはできるが死は魂を奪うことができないため本当に死ぬことはない。

これらの能力はソウル・ジェムの力である。

【ストーリー:原作コミックス】

・オリジン

アダム・ウォーロックの故郷は地球上で最も遠く到達できない謎の地。

そこにある研究施設「ビーハイブ」で誕生する。

アダムはビーハイブの科学者集団「エンクレーブ」によって作られた人工生命体である。

エンクレーブは研究によって人工的に完璧な人間たちを作り出そうと研究を重ね、その第一号としてアダム・ウォーロックを作り上げる。

しかし、エンクレーブはアダムのような完璧な人間を大量に作り出し軍隊として世界征服を企む組織であった。

アダムはまだコクーンという繭の中で形成中にこの事実を知ってしまう。

全身輝く金髪と金色の肌で生まれたアダムは名前がなくエンクレーブの科学者たちは「彼」と呼称した。

なかなか変態な姿で生まれるアダムw

誕生したばかりのアダムはエンクレーブの「世界征服計画」を知っており、完璧な人間として誕生したが故にこの世界征服計画を阻止すべきと考え、エンクレーブに反抗し施設を破壊し脱走する。

その後、ソーと対立したアダムは、ソーに破れ「コクーン」という蛹のような状態で地球を離れ宇宙へと逃げ出した。

ソーにやられて「コクーン」になり宇宙へ逃げるアダム

   

・ハイエボリューショナリーとの出会い

その後、宇宙をさまよっていたアダムであったが「ハイ・エボリューショナリー」という天才生物遺伝学者によって発見される。

コクーンの状態で宇宙をさまようアダム・ウォーロック
それを発見するハイ・エボリューショナリー
(c)MARVEL

ハイ・エボリューショナリーは悪のいない平和な地球「カウンター・アース」と呼ばれる人工惑星を太陽の反対側に作っていた。

完成間近のカウンター・アースであったが、「マン・ビースト」と呼ばれる生命体によってこの惑星は支配されようとしていた(マン・ビーストもハイ・エボリューショナリーが実験によって作り出してしまった種族)。

うん!この顔!
どっからどう見ても「マン・ビースト」だねwww

ハイ・エボリューショナリーはカウンター・アースを失敗作として破壊しようとするが、アダムは彼を説得しマン・ビーストに立ち向かいカウンター・アースの文明を守ることを誓った。

ハイ・エボリューショナリーはまだ名前のないアダムに「ウォーロック」の名前を与え、インフィニティ・ジェムの一つである「ソウル・ジェム」をアダムの額に埋め込みカウンター・アースへと送り込んだ(ソウルジェムを与える際、一時的にアダムの超人的能力は弱体化する)。

ハイ・エボリューショナリーにソウルジェムを与えられるアダム
ちなみにマーベルで初めて登場したインフィニティ・ジェム(ストーン)がこのソウルジェム
ハイ・エボリューショナリーがどこでソウル・ジェムを手に入れたかは不明…
(c)MARVEL

カウンター・アースへと降り立ったアダムはこの星の若い人間のグループと親交を深め、そのうちの一人から「アダム」の名を与えられ、その後は「アダム・ウォーロック」と名乗るようになる。

アダムはその後、マン・ビーストと戦うが捉えられて十字架にはり付けられ殺されてしまう。

しかし、アダムの体はコクーンに包まれ数日後には以前よりさらに強力なコズミックパワーを得て復活する。

復活したアダムはマン・ビーストを倒しカウンター・アースを去った。

その後、アダムは宇宙全体で善のために力をふるい、その途中で何度も「死と再生」を繰り返し強くなっていった。

  

・もう一人の自分(メイガス)

アダムは宇宙を旅している間に「ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース」と呼ばれる生命を崇拝する宗教集団と対立することとなる。

しかし、この「ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース」が神として崇めている存在「メイガス」はなんと未来の自分自身であった。

未来でダーク・サイドに落ちてしまったアダムが「メイガス」と名乗って支配していたのだ。

パワーはウォーロック以上で肌は紫色となっているメイガスの力は圧倒的であった。

もう一人のアダム「メイガス」

しかし、アダムはサノスガモーラピップ・ザ・トロールたちと協力し、自分がメイガスとなるタイムラインを修正しメイガスをこの世から消滅させた。

   

・インフィニティ・ガントレット

土星の衛星であるタイタン星の種族末裔であるサノスは死の神「ミストレス・デス」に過剰な愛を求めており、彼女を振り向かせるため「宇宙の生命の半分を殺しデスに魂を捧げる」という恐ろしい思想を持つようになった。

愛する女性に振り向いて欲しいというだけでサノスは、この恐ろしい計画を実行するために「6つ揃えることでどんな願いも叶う」と言われている「インフィニティ・ジェム」を集め始める。

ソウル・ジェムを持つアダムの前にもサノスが現れ、抵抗するがサノスに敗北し、アダムの魂はソウル・ジェムの中の世界「ソウル・ワールド」に封印されてしまう。

その後すべてのジェム(スペース、タイム、リアリティ、マインド、ソウル、パワー)を集めたサノスはそれを制御する「インフィニティ・ガントレット」を完成させ、ついに全宇宙の生命体の半分を消失させてしまう。

ついに発動「指パッチン!!」

アダムはサノスを止めるため地球のドクター・ストレンジにソウルワールドから魂を介して接触し「サノスと戦う軍団」を集めるように伝える。

その後、アダムは死んだ地球人の体を器とし現世に復活。

ドクター・ストレンジ、アベンジャーズ、シルバー・サーファー、ドクター・ドゥーム、その他多くの地球のヒーローたちと連合軍を組みサノスに挑む。

また、アダムはシルバー・サーファーとともに銀河の果てへと向かい、宇宙的存在「コズミック・ビーイング」に力を求める。

かくして、ヒーロー連合軍とコズミック・ビーイングはサノスに戦いを挑むが「インフィニティ・ガントレット」を手にしたサノスの力は強大でヒーローは全滅しコズミック・ビーイングも石化封印されてしまう。

しかし、コズミック・ビーイングの一人「エターニティ」との戦いでサノスに一瞬の隙が生まれ、ネビュラがガントレットを奪った。

ネビュラはガントレットを装着しサノスを殺そうとしたが、その瞬間にアダムはサノスを助け、サノスの心を読み説得する。

そしてサノスとともにネビュラを止めるアダムは隙をついてソウル・ジェムの中に入り力をため、ヒーロー、サノスたちの活躍でネビュラがガントレットを落とした瞬間に再び現れ、自らがガントレットの支配者となる。

インフィニティ・ガントレットを手にしたアダム!

ガントレットを手にしたアダムは「宇宙から利己的な欲望と競争心を消し去り戦争をなくすことを望んだ」が、ドクター・ストレンジの魔法によって欲望と競争心を失った人間はただの動物に成り下がってしまうヴィジョンを見せられ、考えを改める。

その後アダムは、この宇宙の全てを管轄する超宇宙的存在「リビング・トリビューナル」の審判でジェムのうち5個を自身が選んだ守護者たちに託す命を受け、それぞれのジェムを持つメンバーで組織されたチーム「インフィニティ・ウォッチ」を作る。

  

・メイガスの再誕

アダムは、インフィニティ・ジェムを手にした時に自らの善と悪の側面をどちらも切り離すことで完全に論理的な存在になろうと考えたため、ウォーロックに以前から宿っていた「悪」の人格「メイガス」が再び生まれてしまう。

メイガスは宇宙を征服してアダムとサノスに復讐しようとし、アダムからガントレットを奪うが、アダムがあらかじめリアリティ・ジェムを偽物にすり替えていたためガントレットの力は発動せず、メイガスはソウルジェムの中に封印されてしまう。

その後、「インフィニティ・ウォッチ」は解散しアダムは再び宇宙の脅威と戦いながらをさまよう。

   

・アナイアレーション:コンクエスト

クリーの故郷である惑星ハラが無数の機械生命体「ファランクス」によって侵略されると、ドラックス・ザ・デストロイヤーの娘である「ムーンドラゴン」と「フィラ・ヴェル(元キャプテン・マーベル)」は、コクーンから覚醒したばかりのアダムに助けを求める。

アダムはムーンドラゴンたちと共にハイ・エボリューショナリーの元へと向かう。

ハイエボリューショナリーはかつてクリーの人工頭脳「シュプリーム・インテリジェンス」と共に超人軍団を作る計画を企てていたことを明かし、軍団さえ完成すればファランクスにも対抗できるかもしれないと語る。

その後、惑星ハラへと向かうことを決めた一行だったが、突然ファランクスの襲撃を受ける。

圧倒されるアダムたちが見たのは、ファランクス軍団を率いる「ウルトロン」の姿だった…

最終的に惑星ハラに集結したヒーローたちはファランクスを率いるウルトロンとの最終決戦を繰り広げる。

ファランクスたちと戦うアダム!

激しい戦いの末、アダムダチの活躍もありウルトロンを破壊。

惑星ハラは復興への道を歩み始める。

  

・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの結成

アナイアレーション・ウェーブやファランクスの襲撃を経験し、銀河の脅威を守る存在が必要と感じたスター・ロードたちは、銀河の守護者「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を結成する。 

右から3番目アダム・ウォーロック
(c)MARVEL

この際、スター・ロードに誘われアダム・ウォーロックは「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」のメンバーとなる。

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