マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)フェイズ4でMCU初のドラマシリーズとなるドラマ『ワンダヴィジョン』。
先週配信された第5話では衝撃の展開がラストに待ち受けており、マーベルファンたちを驚かせました。
※この記事には、ドラマ『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれています。
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※この記事は海外サイトComicBook.comの記事を参考にしています。
5話ラストで衝撃の人物が登場したのには理由がある
『ワンダヴィジョン』第5話のラストではヴィジョンがウェストビューの異変に気づき、自宅でワンダと口論に発展しました。
ワンダ自身も「すべてが自分がやっていることではない」と意味深な発言をします。
そこに突然、インターホンが鳴り玄関を開けたワンダの前には映画「X-MEN」シリーズに登場したクイックシルバー(ピーター・マキシモフ)が登場!
ウルトロンに殺されたワンダの兄でありMCU版のクイックシルバー(ピエトロ・マキシモフ)ではなく異世界のクイックシルバーが登場するという衝撃の展開にマーベルファンは大いに盛り上がりました。
今回この5話衝撃のラストシーンについて、『ワンダヴィジョン』の脚本家である「ジャック・ジェイファー」がコメントしました。
ジャック・ジェイファーは、
「エヴァン・ピーターズが演じるクイックシルバーをマーベル・シネマティック・ユニバースの世界に迎え入れるというのは最高にスリリングなことです。」
「このショーはマインドスクランブルであり、何が現実で何が現実でないのか…パフォーマンス/キャスティング/観客/ファンダムなど、様々なレベルで動いています。」
引用:ComicBook.com記事より
「彼の登場方法にはたくさんのアイデアがありましたが、ストーリーをうまく着地させより大きな物語の展開へとつなげたかった。」
「社長のケヴィン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた。」
と語りました。
このコメントが意味することとして、X-MEN版のクイックシルバーを演じるエヴァン・ピータースの登場は決して単なるファンサービスやカメオ出演ではないということがわかります。
脚本家のジャックが言うにはマーベルスタジオ社長のケヴィン・ファイギは「彼の登場は意味あるもの」と語っていたと言っていますから、異世界からの来訪者は今後のMCUに大きな意味をもたらすのかもしれません。
もともとドラマ『ワンダヴィジョン』は映画『ドクターストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(以下MoM)』へと続く物語であると社長のケヴィンは言っていました。
また映画アントマンの第3作目『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』にはヴィラン「征服者カーン」が登場、5月配信のドラマ『ロキ』にはTVA(タイム・ヴァリアンス・オーソリティ)という原作ではマルチバースの全ての時間を監視している組織が登場します。
TVAについてはこちらで解説↓
つまりマルチバース(多元宇宙)が今後のMCUのテーマとなることは間違いないと思われます。
そして今回のX-MEN版クイックシルバーのMCU登場が意味のあるものだとすれば、MCUにマルチバース理論を持ってくる最初の作品としてこのドラマ『ワンダヴィジョン』が重要な役割を閉める可能性は非常に高くなりました。
明日はいよいよ第6話が配信されます。
ヴィジョン役のポールは「7・8・9話が最も盛り上がりバトルもある」とコメントしていますから、その直前の話である明日のドラマで「展開は大きく動き出す」と思われます。
ドラマ『ワンダヴィジョン』は、Disney+で独占配信中。
第6話は2/12(金)17:00から配信です。
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