いよいよ公開まで半月ほどとなったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』。
MCUの映画・ドラマはその作品数の多さから物語の時系列が非常に重要になってきます。
新作映画・ドラマの時系列がMCUのタイムラインの中でどの時間軸に位置するのかはファンとしても非常に興味の対象となる部分です。
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特に映画『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』においてサノスが行なったスナップにより全宇宙の人類の半分が消滅した世界から映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』でハルクが行なったスナップ(通称ブリップ)によりその消滅した人類が復活した後の世界では大きく”世界の情勢”が違っており物語を考察する上でもこの時系列の違いは重要なポイントとなっています。
映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』においてもMCUのタイムライン上のどの時系列に位置するのかファンは興味を持っており、今回その疑問に監督のデスティン・ダニエル・クレットン氏が答えました。
■シャン・チーの時系列はエンドゲーム後…
FANDANGOとのインタビューで映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン監督はシャン・チーの映画がMCUタイムラインのどこにあるかを尋ねられました。
監督は次のように答えています。
“Shang-Chi is set in the present day in the MCU timeline,”
「シャン・チーはMCUのタイムラインで現在に設定されている」
FANDANGO記事より
またインタビュアーの「スナップ後」なのかという確認に対して監督は「うん、うん」と答えたようです。
監督は時系列が「現在」であるとコメントしたことからインタビューで記者が質問した「スナップ後」のスナップはサノスの指パッチンではなくハルクの指パッチン(通称ブリップ)であることがわかります。
これにより当初FANDANGOの記事では、映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』のインタビュー記事について「スナップ後」と記載されていたものが「ブリップ後」と修正されました。
これにより映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』は消滅した人々が復活した現在が舞台(エンドゲーム後)であり、最新のタイムラインでもテロ組織「テン・リングス」は暗躍していることがわかります。
また、主人公「シャン・チー」を初めその仲間や本作のヴィランでありシャン・チーの父「ウェン・ウー」など映画の主要キャラクター達の何名かはサノスのスナップの犠牲になっていた可能性もあります。
その辺りのエピソードも映画で描かれるのかもしれません。
■シャン・チーはエンドゲーム後のどの時系列に位置するのか?
現在、映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』後が舞台のMCU作品は時系列順にドラマ『ロキ』→アニメ『ホワット・イフ…?』→ドラマ『ワンダヴィジョン』→ドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』→映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の5作品となっています(Disney+公式などの情報より)。
詳しくはこちら:
映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』がこの5作品の間で起こっている出来事なのか、それともMCUにおいて最も最新のイベントなのかより詳細な時系列が気になってきます。
この疑問は映画を実際に見てこの目で確かめるしかなさそうです。
映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』は2021年9月3日(金)劇場公開予定です。
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