注:この記事には映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』と映画『ブラックウィドウ』のネタバレ含まれます。
国内外問わず高評価を得ている映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』。
今作には映画『ドクター・ストレンジ』などに登場した魔術師ウォンや映画『インクレディブル・ハルク』に登場したアボミネーション(エミル・ブロンスキー)など過去のMCU作品に登場したキャラクターが登場します。
彼らが登場したのは映画内の「地下ファイトクラブのシーン」。
実はこのシーンには他にも過去のMCUに関係のあるキャラクターが登場していたことにお気づきでしょうか。
■地下ファイトクラブシーンの小ネタ
マーベルスタジオ公式は映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』本編内の地下ファイトクラブシーンの映像クリップを公式YOUTUBEで公開しました。
地下ファイトクラブでは世界中のあらゆる格闘家たちが戦いを繰り広げている様子が映し出されています。
この映像内にも写っているシーンの一つには今年7月に公開された映画『ブラックウィドウ』に登場するウィドウズの一人「ヘレン」と映画『アイアンマン3』に登場したエクストリミスを投与された人間が戦っている様子が描かれています。
ウィドウズの一人は演者/スタントマンのジェイド・スーが演じたキャラクターであることが彼女自身のInstagramの投稿からも明らかになっています。
実はこのヘレンというキャラクターは今年7月にマーベルスタジオ公式が何らかの形で今後の作品にカメオ出演すると報じていました。
公式の設定では彼女は中国生まれで複数の太極拳の国際大会で優勝している格闘家であることがわかっています。
ちなみに映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』のエンドクレジットではこのキャラクターは「ウィドウ」と記載されていました。
このカメオ出演により映画『ブラックウィドウ』のラストで洗脳から解放されたウィドウズの一人ヘレンのその後の生活の一部を垣間見ることができました。
エクストリミスを投与されている男性は誰なのかは不明ですが、映画『アイアンマン3』では数多くのエクストリミス被験者がいることが明らかになっています。
【エクストリミスとは】
アルドリッチ・キリアンがCEOを務めるアドバンスド・アイデア・メカニクス(A.I.M.)が秘密裏に行っていた生体実験に使用された物質。
エクストリミスは生物の有機体DNAを科学的に再コードすることで再生能力や人体の強化、高熱を発生させるなどの能力を得る。
戦争で負傷を負った兵士達を違法に人体実験し対応できなかった人間は爆発してしまうという恐ろしい副作用がある。
引用:マーベルスタジオビジュアルディクショナリーより
【おすすめ書籍】
・マーベルスタジオビジュアルディクショナリー
MCUの映画がやドラマには過去作品とのつながりを示すシーンや原作コミックスのオマージュなどの小ネタが数多く隠されていることが毎度お馴染みとなっています。
もちろん今作『シャン・チー:テン・リングスの伝説』本編にも他にもたくさんの小ネタや原作オマージュが含まれています。
過去のMCU作品を知れば知るほど何度鑑賞しても新しい発見が見つかるのがMCUシリーズの魅力でもあります。
ぜひこの映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』がMCU作品の入り口になった方は過去の作品を見返してみることをお勧めします。
映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』は全国劇場で公開中です。
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