【アベンジャーズ エンドゲームに登場したレスキューアーマーの秘密】
『アベンジャーズ エンドゲーム(以下EG)』の終盤、サノスの圧倒的な力にキャプテン・アメリカ以外のメンバーは敗北。
キャプテンもまた一人サノスが呼び出した大量の軍隊と対峙していました。
そこへ、親友のサム・ウィルソンから通信が入りドクターストレンジや魔術師たちのスリングサークルが現れ、そこから多くのヒーローや軍隊が駆けつけます。
その中にはトニー・スタークの妻である「ペッパー・ポッツ」の姿もありました。
このペッパー・ポッツはEG序盤で娘のモーガン・スタークが被っていた「レスキューアーマー」を身につけて登場しましたよね。
今回は短い記事ですが、この「レスキューアーマー」についてのちょっとした噂を得たので話したいと思います。
1.レスキューアーマーの能力や設定は?
レスキューアーマーの正式名称は「アイアンマンMk.49:Rescue Mk.1」。
『スパイダーマンホームカミング』に登場したアイアンマンがMk.48で『アベンジャーズ インフィニティ ウォー』に登場したアイアンマンがMk.50なのでその間に作られたアーマースーツということになりますね。
つまりは少なくともエンドゲームの最終決戦が起きる5年以上前に開発されていたこととなります。
顔の形などデザインもどことなくアイアンマンMk.50に似たデザインとなっているのでMk.50開発と同時期くらいにトニーが作ったのかもしれません。
名目は「レスキュー」のその名の通り「探索救助作戦用」に設計されたアーマースーツです。
しかし、戦闘にも利用可能で数多くの兵器も内蔵しています。
Mk.50には「ナノテクノロジー」の技術が使われていますが、その前のナンバリングであるこのレスキューにはその技術は搭載されていません。
登場時の様子を見るに初期のアイアンマンやウォーマシンと同じく折りたたみ式のヘルメットのようです。
背中にはウォーマシンのように「バックパックユニット」を装着しており、搭載されているフラップ及びマイクロリパルサースラスターにより安定した飛行を兼ね備えています。
またバックパックから展開されるドローン「自立エネルギーディスプレーサー」からは高出力のエネルギーブラストを照射することができ、その破壊力はチタウリの戦闘機を一撃で破壊するほどの威力でした。
夫のトニーとの連携攻撃も練習していたんじゃないかと思うくらい息があっており素晴らしかったですよね!
2.原作のレスキュー・アーマーのカラーはレッド
このレスキューアーマーですが、原作でのカラーリングはアイアンマンと同じ赤いスーツとして登場します。
この時のペッパーポッツは映画『アイアンマン』のヴィランとしても登場したオバディア・スタン(アイアンモンガー)の息子が引き起こした爆破テロに巻き込まれて、心臓周囲に傷を負い生命維持装置として「RTノード」という映画の小型アークリアクターのような装置をつけています。
このRTノードとともにトニーからレスキュースーツが送られるのですが、原作レスキューのカラーは「シルバー&レッド」の配色となっています。
3.レスキュー・アーマーのカラーが「紫」である理由
ここで本題です。
原作では赤いカラーリングであったレスキューアーマーがどうして映画版では紫色となったのか?
この理由については諸説ありますが海外の大手映画情報サイト「SCREEN RANT」によるとこのカラーリングは映画『アイアンマン』に登場したペッパー・ポッツのドレスのカラーから発想を得ているのだろうと言われています。
そのドレスがこちら。
このシーンはトニースタークが今まで秘書として接していたペッパー・ポッツを初めて女性として意識したシーンでもあります。
ちなみにこの時のペッパーとトニーの会話では。
トニー『綺麗じゃないか!見違えたよ。そのドレスどうした?』
ペッパー『バースデープレゼントです。あなたからの…』
トニー『僕は趣味がいい』
と言っており、トニーもこのドレスを気に入っていることがわかります。
ちなみにこの時ペッパーはまだトニーのことを『ボス』と呼んでいましたよね。
この後2人はダンスを踊り急接近します。
トニーは「この時の思いを忘れないため」にこのラベンダーブルーのドレスカラーをレスキューに採用したということらしいです。
もしこの話が本当であればトニー・スタークはとってもロマンティックな男ですよね。
そしてしっかりとペッパー・ポッツとの思い出を覚えていることになります。
この噂、皆さんはどう思いますか?
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ではでは!
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