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映画『シャンチー』:腕輪のパワーとして考えられた12種のカラーデザインと演出が明らかに

この記事は約3分で読めます。

(c)MARVEL

アジア人初のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)単独ヒーロー映画として記録的なヒットを続けている映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』。

この映画の最もユニークな部分の1つにMCUに新しく導入された武器「テン・リングス:Ten Rings」の存在があります。

原作のテン・リングスは「10個の異なる能力を持つ指輪」ですが映画版のテン・リングスは「10個で一つの武器となる腕輪」として原作の設定をあえて崩すアイデアをもたらしました(過去の制作陣へのインタビューで「インフィニティストーンと差別化する為」などの理由が判明しています)。

今回マーベル公式YOUTUBEのインタビュー映像からさらに詳しい映画版のテン・リングスの設定が明らかになりました。

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■テン・リングスのカラーリングは複数考えられていた。

マーベル・スタジオのVFXスーパーバイザーであるクリストファー・タウンゼント氏は映画の中でシム・リウのシャン・チーとトニー・レオンのウェンウーがテン・リングスを使用する際にどのような色のエネルギーにするか選択のプロセスについて語りました。

インタビューの内容の全てはこちらの動画より

タウンゼント氏は「腕輪のカラーを考えるのは非常に難しかったと語っています

シャン・チーが腕輪を使うときの色と、ウェンウーが腕輪を使うときの色を正しく決定することはとても難しいことでした。

具体的には、シャン・チーには「金」、ウェンウーには「紫がかった青」を2つのキーカラーとして設定しました。

マーベル公式youtubeより

インタビュー動画の中では12種類のカラーリングデザインの案が紹介されています。

引用:マーベル公式youtubeより

また、タウンゼント氏は色だけでなく、テンリングスが使用者によって異なる演出の動作をし、ウェンウーが腕輪を使用したときは 非常に鋭い雷のようなエネルギー でありシャン・チーが腕輪を使用した場合は、「流れるリボンのようなエネルギー」に変換されたと語りました

引用:マーベル公式youtubeより

この映画の面白いところは、それぞれのキャラクターによって腕輪がどう違うかということだと思います。

ウェンウーは基本的には悪人ではありませんが、攻撃的な面があり、その延長線上に腕輪のキャラクター性があります。

シャン・チーが指輪を使っているときは、善良なオーラが漂っています。

父親と綱引きをしているような場面では、雷のようなエネルギーを使うウェンウーが非常にトゲトゲしく攻撃的なのに対し、シャン・チーは絹のリボンのような光り輝くエネルギーが流れていて、もっと穏やかなパワーを持っているのです。

マーベル公式youtubeより
引用:マーベル公式youtubeより

確かに映画ではウェンウーの鋭い攻撃的な演出に対し、シャン・チーの腕輪の演出はどことなく母の格闘スタイルを彷彿とさせる穏やかな演出になっていたように思います。

もう一度映画を観る際にはテンリングスの腕輪の演出にも注目して観てみるのもいいかも知れません。

映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』は全国劇場で大ヒット上映中です。

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