マーベル シネマティック ユニバース フェイズ4 全10タイトル
映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の興奮冷めぬまま2ヶ月後には『スパイダーマン ファー フロム ホーム』が公開され、こちらも衝撃の展開のまま幕を閉じたマーベル シネマティック ユニバース(以下MCU)のフェイズ3。
そこでもちろん次に期待されるのは「MCU フェイズ4」である!
今年開催された世界最大のオタクの祭典「サンディエゴ コミコン 2019(以下SDCC2019)」でマーベルスタジオより発表のあったフェイズ4の作品。
その作品数はなんと10タイトル。
しかも2020年〜2021年のたった2年間の間でその10タイトル全てを公開するというから驚きだ!
発表されたタイトルはこちら
- 『ブラックウィドウ』 公開日:2020年5月1日(映画)
- 『エターナルズ』 公開日:2020年11月6日(映画)
- 『ファルコンアンドウィンターソルジャー』 公開:2020年秋(ドラマ)
- 『シャンチー:レジェンドオブザ・リングス』 公開日:2021年2月12日(映画)
- 『ワンダ:ビジョン』 公開日:2021年春(ドラマ)
- 『ロキ』 公開日:2021年春(ドラマ)
- 『ドクター・ストレンジ:マルチバースオブマッドネス』公開日:2021年5月7日(映画)
- 『WHAT IF…?』 公開:2021年夏(アニメ映画)
- 『ホークアイ』 公開日:2021年秋(ドラマ)
- 『ソー:ラブアンドサンダー』 公開日:2021年11月5日(映画)
映画5本、ドラマ4本、アニメ1本の計10タイトルとなる。本当に2年で全て公開できるのかと内心疑いたくもなるが、そこは天下のマーベルスタジオ、間違いなくやってのけるであろう!
ではMCUフェイズ4の10本を現在判明している情報をもとにどのようなストーリーなのか今回と次回で「前半/後半に分け」深掘りしてみようと思う。
・『ブラックウィドウ』 公開日:2020年5月1日(映画)
「MCUフェイズ4」記念すべき最初の1発目のタイトルは『ブラックウィドウ』。
:公開日は2020年5月1日:
主演はもちろん「スカーレット・ヨハンソン」
「ブラックウィドウことナターシャ・ロマノフ」の過去や新たな一面を掘り下げる「国際スパイ・スリラー映画」になるとのこと。
どうやら「スパイ映画」になるようですね。
ということはやっぱりアクションも満載でしょう!
映画『ブラックウィドウ』に登場する「敵役ヴィラン」は「タスクマスター」というキャラクターです。
能力は一度見た相手の動きをコピーできるという力。
コミックではこのようなデザインのキャラ。
原作での「タスクマスターの能力」は“写真的反射”(フォトグラフィック・リフレクシズ)。
これは一度見た相手の技や身のこなしを完璧に覚えることが出来るというもので、それらを訓練した後に自分のモノに出来てしまう恐るべき人物です。
ただし、記憶しマスターが可能なのは「あくまで生身の人間に再現できるレベル」であり、ミュータントのような特殊能力はコピーできません。
タスクマスターは「あくまでも普通の人間」なので、充分に鍛え上げられた肉体を持ってはいるもののキャプテン・アメリカのような超人よりは常人に近いです。
そういった意味では生身の人間であるブラックウィドウのヴィランとしてはちょうどいい相手なのかもしれませんね。
すでに下のような「コンセプトアート」も公開されています。
原作ではドクロの仮面にフード、剣や弓、盾を持った風貌ですがコンセプトアートではドクロ風のメタルマスクのようなものをつけてますね。
より現実感のあるコスチュームとなっているようです。
まあコンセプトアートなので実際の映画では多少の変更は入ると思います。
映画『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)直後を描くストーリーになると監督が明言しています。
また映画『ブラック・ウィドウ』において、映画『アベンジャーズ エンドゲーム』でのナターシャのあの辛い決断の背景が描かれることも公表されています。
エンドゲームのショッキングな結末となったナターシャの思いが明らかになるようですね。
さらに、ナターシャの“語られざる歴史”を補完するための作品でありナターシャとの因縁が示唆されてきた、「ブダペスト」が舞台のひとつとなることも判明済みです。
公開まではまだまだ時間がありますが、「予告編が早ければ11月あたりに公開」されるかもしれませんので楽しみにしたいですね!
『エターナルズ』 公開日:2020年11月6日(映画)
人類を守る種族として作られた「エターナルズ」を描いた物語。
敵役ヴィランは「ディヴィアンツ」という存在との噂・・・。
「エターナルズ」とは宇宙の原初的存在であるセレスシャルズ(ピーター・クイルの父親もその一人)によって生み出された超人種族のこと。同じ過程で生み出されたのが「ディヴィアンツ」です。
サノスもエターナルズの子孫とのことですから相当なスーパーパワーをもった種族ですよね。
MCUにどのように関わってくるかも気になります!
キャストはアンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、マ・ドンソクなどかなり豪華です!
特にアンジェリーナ・ジョリーがMCUに参戦するのが今回の発表で確定しましたね!
『ファルコンアンドウィンターソルジャー』 公開:2020年秋(ドラマ)
個人的に一番期待しているタイトルがこちら!!
発表当初は「バッキー&翼」なんてネタにされてましたが、大好きなファルコンとバッキーが共演するなんてヨダレもんです!
ファルコンは『エンドゲーム』にてキャップの盾を受け継いでいます。
二代目キャプテンアメリカとして活動する過程を描くのか、それともエンドゲーム以前の話になるのか気になります!
しかし「タイトルロゴにキャップの盾」が入っていることと、以前取材でファルコン役の「アンソニー・マッキー」が「すでにキャプテンの衣装を試着した」と言っていたことからエンドゲーム後の話になることが濃厚そうですね。
しかしマーベルスタジオが本気で作るドラマシリーズということで映画並みの特殊効果やCG技術を使われると思われます。
ドラマ内での「敵役ヴィラン」はまだ正式には決定していませんが、映画『キャプテン・アメリカ シビルウォー』でバッキーを洗脳しアベンジャーズの分裂を計画し実行したヘルムート・ジモ役のダニエル・ブリュールが出演することがすでに決定している。
またジモ役のダニエルは7/24に自身のインスタグラムに
『Zemo is get ready ジモ準備中』
と「コスチュームと思われる姿で写真」をアップしている。
ぼやけているが映画『キャプテンアメリカ シビルウォー』のコンセプトアートのヘルムート・ジモのようにマスク姿であることがわかる。
そもそも、ジモはシビルウォーの最後でブラックパンサーことティチャラに拘束されどこかに収容されているはずである。
仮にヴィランとして登場するのであれば、いかにして脱獄するのか?
また元特殊部隊所属でありシビルウォーを引き起こすほどの策略家であるジモはいかにしてファルコンとバッキーを苦しめるのか。
もしかしたら再度バッキーを洗脳しファルコンVSウインターソルジャーの戦いという展開もあるかもしれませんね。
ドラマ『ファルコンアンドウィンターソルジャー』の公開日は2020年 秋に公開とあって今から妄想が膨らみます。
ぜひ「日本も同時配信」を願いたいですね。日本のディズニーマーベルさんぜひよろしくお願いします!
『シャンチー:レジェンドオブザ・リングス』 公開日:2021年2月12日(映画)
MCU版のブルースリーこと『シャン・チー』も映画化決定です。
シャン・チーはこんなキャラ↓
モデルはもちろんブルース・リー。
なので能力も中国武術の達人 ヌンチャク、剣の扱いが得意という設定です。
中国の犯罪組織のリーダーの息子として生まれた彼は、父の邪悪な本性と恐ろしい計画に気付き、家族との縁を切った。「マスター・オブ・カンフー」の異名を持ちます。
敵役ヴィランは「マンダリン」!!
アイアンマン3に登場した偽物のマンダリンではなく本物のマンダリンが登場するようです。
タイトルにもあるようにアイアンマン3に登場したテロ組織「テンリングス」が関わっている作品になるようですね。偽マンダリンも再登場するかも笑
映画『ブラックパンサー』で黒人層のファンを一気に広めたマーベルスタジオが次はアジア圏内をターゲットとしているようですね。
公開日は2021年2月12日です。
『ワンダ ビジョン』 公開日:2021年春(ドラマ)
『ファルコン&ウインターソルジャー』に引き続き2作目となるドラマシリーズ!
映画『アベンジャーズ エンドゲーム』後の話で映画『ドクターストレンジ2』につながるストーリーであるとコミコン会場で発表されていました!
しかしエンドゲーム後であればヴィジョンの体は木っ端微塵、マインドストーンもキャップが過去に戻していますからどうやってヴィジョンは復活するんでしょうかね?
コミックではスカーレット・ウィッチは過去改変能力などもありますからその辺が関係してくるのでしょうか?
タイトルロゴにストーンっぽい石が光っているのが気になります。
しかしヴィジョンのマインドストーンは黄色い石、赤はリアリティストーンですからどうなんでしょうね?
単純にワンダ・マキシモフのパワーの赤色の表現なんでしょうか?
とにかくマーベルスタジオのケビン・ファイギ社長曰く「一風変わった先品」「サプライズもある」とのことなのでとても楽しみです。
さて前半戦はここまで、次回は残り5タイトルの作品について紹介していきたいと思います。
ではでは!
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