ソニー・ピクチャーズはついに今年12月に劇場公開予定の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告トレーラーをリリースしました 。
予告編では、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスに加え、ウィレム・デフォーのグリーンゴブリンと思われる声や、ジェイミー・フォックスのエレクトロ登場を期待させる演出など過去のスパイダーマン映画のスーパーヴィランたちが複数登場することを示唆しています。
予告トレーラーはすでに世界で数億回の再生回数を記録しています。
予告トレーラーの中にいくつもの気になるポイントが登場しますが、今回海外のマーベルファンがドクター・オクトパスの外観についてとある指摘があったので共有しようと思います。
■ドクター・オクトパスのメタルアームが赤く光っている
Twitterユーザーの @methnpizza は映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告トレーラーに登場するドクター・オクトパスのメタルアームの中心が赤く光っていること注目しました 。
サム・ライミ版でオットー・オクタビアス博士がヴィラン「ドクター・オクトパス」へと変貌するオリジンは下記の通りです。
サム・ライミ版映画『スパイダーマン2』に登場するオクタビアス博士は脊髄に人工知能を搭載したメタルアームを直結し、そのアームで人間の入り得ない状況下での核実験を披露する。
実験は順調に進んでいったが、実験装置に過負荷がかかり、強力な磁場が発生。
会場は粉々に破壊され、観衆はパニックに。その場に居合わせたピーターがスパイダーマンとして活躍し、最悪の事態は免れたが、妻のロージーは命を落とし、メタルアームの制御装置も故障…オクタビアスも意識不明となり病院に運ばれる。
しかし、事故で制御チップを失ったメタルアームの人工知能が覚醒しオクタビアスの精神を乗っ取り医師達を虐殺して逃亡。
思考をアームに支配されたオクタビアスは「ドクター・オクトパス」と化し、実験装置の再建をもくろみ資金調達のため銀行を襲撃する。
Wikipediaより一部文章引用:
映画では脊髄に直結した「メタルアームの制御装置」が機能している間は4本あるメタルアームの中心のランプは白く点灯しているのみでした。
しかし、制御装置が破壊されオクタビアス博士の精神がメタルアームに乗っ取られてからは攻撃の際にメタルアームの中心のランプは赤く点灯(もしくは点滅)します(常に赤く光っているわけではない)。
このことから「映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』版のドクター・オクトパスも制御装置を失った状態で暴走するメタルアームに意識を洗脳されているのでは?」という予想がされています。
しかし、これはあくまサム・ライミ版の映画『スパイダーマン2』のドクター・オクトパスがそのままの設定でノー・ウェイ・ホームの世界にやってきた場合にのみ当てはまる予想ではないかと個人的には思います。
今後MCUにマルチバースの設定が存在する以上は過去のキャラクターの設定は自由であり、過去の映画の設定をそのまま使用する必要はないからです。
しかし、過去のインタビューでドクター・オクトパスを演じるアルフレッド・モリーナは今作に登場するオクトパスは映画『スパイダーマン2』のラストで水の中に沈んだその後のキャラクターであるとも伝えています。
映画『『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月17日に米国公開予定です。
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