警告:本記事は映画「シャン・チー:テン・リングスの伝説」のネタバレを含みます。
2021年11月12日のDisney+デイにいよいよDisney+で配信が開始となった映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』。
本映画のエンドクレジットシーンはシャン・チーとケイティを前に未知の腕輪テン・リングスの解析をキャプテン・マーベル、ウォン、ブルース・バナーが行っているシーンとなっていますが、このシーンでブルース・バナーはスマート・ハルクの姿ではなく人間のブルースとして登場しています。
映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』でブルースはスマート・ハルクになった経緯について次のように語っていました。
「ずっとハルクを病気みたいに思っていたが、彼こそが解決策だった」
「それで一年半かけて、脳と筋肉を融合させた」
「それがこの姿、両方のいいとこ取りだ」
映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』より
サノスとの最終決戦の後、ブルースにどのような心境の変化があったのかはわかりませんが、映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』のエンドクレジットでは彼の姿は人間のブルース・バナーに戻っていました。
このブルースの変化について海外のインタビュー記事で脚本家のカズ・フィルポが説明しています。
■ブルースは自分自身のことに取り組んでいる
Screen Rantとのインタビューで脚本家のカズ・フィルポはブルースの変化について次のように語っています。
「時系列を考えると、トニーやキャップ、ナターシャを失ったばかりで、現在のハルクは自分自身のことに取り組んでいて、スマートなハルクではなく人間的な姿目指しているんだと思うよ。アベンジャーズはみんな忙しかったんだと思う。」
引用:Comic book.comより
あくまで脚本家個人の意見ですが、ブルースに何かしらの心境の変化や理由ができ人間の姿に戻ろうとしているようです。
エンドクレジットシーンを見る限り、完全に人間に戻っているようにも見えますが、もしかしたら一時的な変化なのかもしれません。
また、インフィニティーストーンを使用した代償の右腕の負傷は火傷のような傷こそなくなっていますがまだ完全に癒えてはいないように見えます。
ブルースが人間に戻ろうとした理由が、右腕を治療するためなのか、それともアベンジャーズのメンバーが激減したことで今後起こりうる戦いに備えて再びハルクの真の力を取り戻そうとしているのか不明です。
詳しい理由に関してはわかりませんが、それは今後のMCUの新たな作品の中で説明されていくことだと思います。
映画『シャン・チー:テン・リングスの伝説』はディズニー+で配信中。
ブルーレイ・DVDは2021年12月に発売です。
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